第8回受賞者
審査結果を振り返って
「第8回懸賞論文」の審査結果をここに発表します。
今回もまた「自由課題」論文を募集いたしましたが、審査委員の要求水準が年々高まっていることもあって、本年も残念ながら「大賞に値する作品はなし」、との厳しい審査結果に終わりました。
とりわけ、きわめて常識的な解説に終始している作品、特定のバイアスが色濃く漂った作品、単なる感想文にとどまっている作品などは、すべて選考対象外にしました。
その予備選考をクリアした後に、厳格な審査の結果、見事入選された作品が、ここに掲載された入賞作1点と奨励賞作2点です。
ここに審査報告書にかえてホームページに掲載することにいたしました。
広く関係する皆さんにご一読いただき、今後の懸賞論文への応募に向けてご参考にしていただければ幸いです。 これからも既成概念にとらわれず「新しい視点」「独自の検証」に基づく多数の作品の応募を期待します。
大賞
該当者なし
入賞
三上 浩平 (東北大学経済学部 4年)
「消費者金融業界への上限金利規制は社会的に望ましいのか
-消費者金融市場のミクロ経済学的分析による政策的インプリケーションの導出-」
奨励賞
木下 斉 (市街地経営研究機構代表・株式会社商店街ネットワーク顧問)
「市街地商業再生に寄与する、消費者金融
-加盟店経営改善と市街地再生財源を創出する決済金融システム-」
濃添 泰延 (早稲田大学大学院商学研究科)
「クレジットカード会社の貸金業法等改正への戦略対応
-収益・費用構造に関する考察を中心に-」