第13回全国大会 2012年10月13日(土)-14日(日)
終了いたしました。
多数のご参加、まことにありがとうございました。
統一論題
「パーソナルファイナンスとイノベーション」
日程:2012年10月13日(土)-14日(日)
実行委員長:日本大学商学部教授 高井 透
会場:日本大学商学部
〒157-8570 東京都世田谷区砧5-2-1
趣 旨
2012年第13回パーソナルファイナンス学会全国大会(日本大学)は、その統一論題を「パーソナルファイナンスとイノベーション」に決定いたしましたのでお知らせいたします。
この数年の間にパーソナルファイナンスをめぐる環境は大きく変化しました。規制環境は大きく変化し、ITなど他の分野との融合も進んでいます。また、利用者のパーソナルファイナンスに対する関心も多様化しています。
こうした状況において求められるイノベーションを、単に「技術革新」としてのみ捉えることには限界があります。たとえば、既存事業を持続力のあるものにするためのビジネスモデル、あるいは新たな事業をつくり出す上で必要となるデザイン、さらにはこれらを実現させていく上での法・社会制度の変革など、さまざまな視点が必要になると考えております。
最近、本学会の研究テーマである、家計管理、多重債務者問題・自己破産、金融教育、カウンセリング、経済におけるパーソナルファイナンスの役割、パーソナルファイナンス提供会社の戦略・資金調達・マーケティング・海外進出・CSR、パーソナルファイナンスをめぐる法制度などにおいて、新たな試みが始まっています。そこで、今回こうした論題に対して真剣に考える場を設ける必要があると判断した次第です。
本学会は、名称変更後も、パーソナルファイナンスに関わる諸問題を研究対象として、新たな課題についても果敢に挑戦する姿勢を堅持してまいりました。そこで、今回、「パーソナルファイナンスとイノベーション」を第13回全国大会の統一論題とし、会員の皆様と一緒に考えてまいりたいと存じます。活発な議論ができるよう大会を運営していこうと思っておりますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
パーソナルファイナンス学会
第13回大会委員長 高井 透