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■審査結果を振り返って
 「第3回懸賞論文」のテーマは、「消費者金融サービスのあるべき姿」でした。今回は、比較的早くから、インターネットをはじめとするさまざまなメディアを通して、全国、そしてさまざまな方々から多数の応募がありました。
応募論文は、「実にさまざまな視点・関心領域からの分析があり、その水準も回を重ねるにしたがって目覚ましく向上している」、というのが審査にたずさわった委員の総評です。
ただし今回の審査でも、「突出して秀でた論文は見当たらない」との結論に達し、残念ながら大賞該当論文はありませんでした。また、ここ2〜3年、消費者金融サービスに関する学際的な研究が進み参考文献が増えたことに伴い、それらからの引用が多くなっていました。   
しかし厳正な審査の結果、「いずれ劣らず優れた作品である」と評価された論文、入賞3点、奨励賞4点が、めでたく受賞論文に選ばれました。
広く関係する皆さんにご一読いただくとともに、第4回の懸賞論文への応募に向けてのご参考にしていただければ幸いです。

該当者なし
齋藤 貴成(慶應義塾大学 経済学部4年)
(306K)
「消費者金融業における新事業戦略の方向性
 −高齢者を対象とした安心提供産業目指して−」

杉浦 啓之(東京大学大学院 経済学研究科修士課程)
   安井 洋輔(東京大学 経済学部経済学科3年)

(321K)
「貸出金利の誤解−市場構造と上限金利に対する経済学的考察−」

平野 一樹(フューチャーシステムコンサルティング(株) ビジネスアーキテクチャー&インテグレーショングループ シニアコンサルタント)
(386K)
「“温故知新”−消費者金融サービスのあるべき姿−」

北島 凡之(早稲田大学 商学部4年)
(802K)
「消費者金融業界における情報の非対称性」

蓮村 俊彰(桐朋高等学校3年)
(228K)
「“消費者金融考察”−そのTVCMから見るサービスのあり方−」

山下 誠(ニッセイアセットマネジメント(株) 年金業務部 シニアポートフォリオアドバイザー)
(317K)
「消費者金融業界が今後進むべき道とは−アンバンドリングとバンドリング戦略−」

若林 修一(東京都民銀行 人事部付主任調査役) (321K)
「消費者金融サービスのあるべき姿−庶民金融の実現を目指して−」