■審査結果を振り返って
「第9回懸賞論文」の審査結果をここに発表いたします。
前回に引き続き今回も「自由課題」論文を募集したところ、学界、実務界、あるいは学生の皆さんから多数の優れた論稿を寄せていただきました。ただ、審査委員の要求水準も年々高まっております。とりわけ、常識的な解説に終始している作品、特定のバイアスが色濃く漂った作品、単なる感想文にとどまっている作品などは、すべて選考対象外になりました。
厳しい審査の結果、本年も残念ながら「大賞に値する作品はなし」、との結論に達しました。しかし力のこもった作品は数多く、審査委員による慎重な選考をクリアして見事入選された作品が、ここに掲載された入賞作1点と奨励賞作3点です。
ここに審査報告書にかえてホームページに掲載することにいたしました。
広く関係する皆さんにご一読いただき、研究や執務、あるいは今後の懸賞論文への応募に向けての参考にしていただければ幸いです。これからも既成概念にとらわれず「新しい視点」「独自の検証」に基づく多数の作品のご応募を期待しております。
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