会員新刊紹介

吉成雄一郎著(大学院大学至善館特任教授|三菱商事)


総合商社のビジネスモデル 学習する組織とビジネスモデル変革の実証研究


吉成雄一郎著(大学院大学至善館特任教授|三菱商事)『総合商社のビジネスモデル 学習する組織とビジネスモデル変革の実証研究』


中央経済社(2024/09) 978-4502503115


日本独自の事業形態である総合商社について、5大商社の海外進出形態に着目してパネルデータ分析を行い、 事業モデルの違いによる企業価値創造への影響などを実証的に分析。



丹下英明(法政大学)、足立裕介(熊本学園大学)奥山雅之(明治大学)編著


中小企業の新たな国際化とマネジメント


丹下英明(法政大学)、足立裕介(熊本学園大学)奥山雅之(明治大学)編著『中小企業の新たな国際化とマネジメント』


同友館(2024/07) 978-4496057175


本書では、日本の中小企業に見られる「新たな国際化」に焦点を当てています。 具体的には、海外M&A、越境のれん分け、製造業によるグローバルサービスの提供といった事例を取り上げ、 中小企業がそれらの「マネジメント」にどのように取り組んでいるのかを明らかにしています。



寺﨑新一郎(立命館大学)著


グローバル社会の消費者心理 ーカントリーバイアスからの読む<こころ>


寺﨑新一郎(立命館大学)著『グローバル社会の消費者心理 ーカントリーバイアスからの読む<こころ>』


早稲田大学出版部(2024/06) 978-4657240033


カントリー・バイアスとは、外国に対する先入態度をいう。従来、学界やメディアで はネガティブなカントリー・バイアスが取り上げられることが多かった。しかし、本 書はポジティブなカントリー・バイアスに注目する。ポジティブなそれを理解するこ とこそが、外国人の日本製品・サービスに対する評価に好ましく作用し、長きにわた り日本のファンになってもらう契機になるからである。日本がいかに世界の人々の 〈こころ〉をつかみ、それによって自国の製品・サービスの海外進出を促進するの か。ひいては、日本という国家のイメージを底上げしていくのか。研究者や学生に加 えて、ビジネスパーソンにもわかりやすく書き下ろした一冊。



横田一彦(早稲田大学)著


グローバル・サプライチェーン・マネジメント入門


横田一彦(早稲田大学)著『グローバル・サプライチェーン・マネジメント入門』


有斐閣(2024/04) 978-4641166271


コロナ禍で物流の重要さが改めて明らかになった。世界経済のメカニズムに組み込ま れた戦略的アプローチであるグローバル・サプライチェーン・マネジメント(GSCM) の最も重要なトピックスを,簡潔・平易に解説。現在GSCMに携わっている人にも最適。



白木三秀(早稲田大学名誉教授)編著


新版 人的資源管理の力


白木三秀(早稲田大学名誉教授)編著『新版 人的資源管理の力』


文眞堂(2024/04) 978-4830952517


働き方が多様化し、グローバル化する現在、HRM(人的資源管理)の基本的知識の整 理と理解に最適のスタンダード・テキストの改訂版。HRMを労働市場の中に明確に位 置付け、新進気鋭の執筆者も加え、ロジカルに最新の論点を提示。学部生、大学院生 はもとより社会人にも最適。



牛山隆一(敬愛大学)著


ASEAN多国籍企業の実像~後発勢力の国際化戦略と競争優位~


牛山隆一(敬愛大学)著『ASEAN多国籍企業の実像~後発勢力の国際化戦略と競争優位~』


専修大学出版局(2024/02) 978-4881253908


ASEAN多国籍企業「AMNEs」はどのような国際化戦略を進めているのか。 なぜ国際化を進めることができるのか。 「中小業種・グローバル型」「大業種・リージョナル型」に該当する企業の事例研究とともに考察する。



板垣博(武蔵大学名誉教授)、周佐喜和(横浜国立大学)、銭佑錫(中京大学)著


トピックスで読み解く国際経営


板垣博(武蔵大学名誉教授)、周佐喜和(横浜国立大学)、銭佑錫(中京大学)著『トピックスで読み解く国際経営』


文眞堂(2023/09) 978-4830952418


本書の特色は、様々な国際経営の事例を、読者自らが考えて、読み解くことによっ て、国際経営についての理解を深めてもらえるように設計されている点である。多数 の実務経験者を執筆者に加え、研究者が執筆する場合でも現場発の生の情報であるこ とを重視した。多様な国を本国とする多国籍企業、多様な進出先、多様な業種の事例 を取り上げていることも本書の特色である。



白木 三秀(早稲田大学名誉教授)著


変革せよ!企業人事部 テレワークがもたらした働き方改革


白木 三秀(早稲田大学名誉教授)著『変革せよ!企業人事部 テレワークがもたらした働き方改革』


早稲田大学出版部(2023/07) 978-4657230089


コロナ禍のもと一気に広まったテレワーク。 人びとの働き方だけでなく、企業人事部にとってもドメイン・シフトの地殻変動をもたらしつつある。 今後の日本企業の人事はどうあるべきか、人的資源管理研究の第一人者が展望する。



川邉信雄(早稲田大学名誉教授)著


日系コンビニエンス・ストアの国際展開


川邉信雄(早稲田大学名誉教授)著『日系コンビニエンス・ストアの国際展開』


文眞堂(2023/06)978-4830952135


米国で生まれ、日本で独自の発展を遂げたコンビニ。今や、世界の人々にとってもな じみ深いものになっている。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニ ストップなどの日系コンビニが、いつ、どこへ、なぜ、どのように国際展開したの か。異なる経営環境においていかなる問題に直面し、それらをどのように解決して いったのか、壮大なドラマをダイナミックに描く。



大東和武司(広島市立大学名誉教授)著


地域企業のポートレイト:遠景近景の国際ビジネス


村山貴俊(東北学院大学)著『中京経済圏モノづくり中小企業の生き残り戦略-自動車部品・金型メーカーに学ぶ』


文眞堂(2023/03)978-4830952166


地域企業と「国際性」について、地域企業4社を追い重層的に捉える! 企業は何者なのか。広島・山口の地域企業4社を丹念に追い、その歴史の階層を重ね 合わせたポートレイトを描いた。遠景をみる俯瞰・拡散的な思考と近景をみる仰望・ 集約的な思考によって捉えた。激しく熱運動しながら相互作用をしている細胞内のよ うに、企業もまた相互作用のなかにある。国際社会のなかの企業である。企業と地域 づくりとの関係も明らかにした。



村山貴俊(東北学院大学)著


中京経済圏モノづくり中小企業の生き残り戦略-自動車部品・金型メーカーに学ぶ


村山貴俊(東北学院大学)著『中京経済圏モノづくり中小企業の生き残り戦略-自動車部品・金型メーカーに学ぶ』


中央経済グループパブリッシング(2023/03)978-4502443916


中京経済圏の自動車産業で活躍する中小企業5社を対象に、その競争力の源泉を解明 する。国内外の熾烈な競争を生き残ってきた経営手法はすべての中小企業にとって手 本となる。(WEB書籍紹介にも掲載)



古沢昌之(近畿大学)  編著


外国人留学生の「就職・就労」と「採用・活用」-ダイバーシティ&インクルージョンの視点を踏まえた分析―


古沢昌之(近畿大学)  編著『外国人留学生の「就職・就労」と「採用・活用」-ダイバーシティ&インクルージョンの視点を踏まえた分析―』


白桃書房(2022/09)978-4561267706


本書は日本の大学・大学院を卒業・修了した外国人留学生の「就職・就労」、 及びそれと表裏一体の関係にある日本企業における留学生の「採用・活用」について考察している。 日本政府が2008年に策定した「留学生30万人計画」は、外国人留学生の総数が2019年に31万人強に達したことから、 数字の上ではクリアできたと言える。 しかし、上記計画の「出口戦略」ともいうべき留学生の「就職」を巡っては、 かねてより日本人学生に比して「低い就職率」が問題視されてきた。 こうした中、本書では、大学・企業・外国人留学生(含む元留学生社員)へのアンケート調査・ヒアリング調査を通して、 各々に求められる変革を提示している。



澤田貴之 著


ビジネスヒストリーと市場戦略


 澤田貴之 著『ビジネスヒストリーと市場戦略』


創成社(2022/09)978-4794426055


現代までの長期的な企業間競争の中で、アパレル、ミシン、パン、チョコレート、ウィスキー、 プラモデルの各業界の事例を取り上げ、日米欧、新興国の企業を中心にどのような市場戦略が採られ、 それがなぜ有効あるいは失敗だったのかを考察した。 ビジネスヒストリーと戦略論のクロスオーバー(融合)を試みている。



桑名義晴・齋藤泰浩・山本崇雄・竹之内玲子 著


グローバル成長と発展の経営 日本企業の再生と挑戦


桑名義晴・齋藤泰浩・山本崇雄・竹之内玲子 著『グローバル成長と発展の経営 日本企業の再生と挑戦』


文眞堂(2022/05) 978-4830951787


世界規模の大変革時代を迎え、日本企業は大きな試練に直面している。 グローバル競争で苦戦している企業がある反面、成長と発展を続けている企業もある。 世界的にも競争優位にあった企業がなぜ競争力を失ったのか。 グローバルな成長と発展を続けている企業はどのような経営を展開しているのか。 日本企業の再生と挑戦への経営を探る。



菅田浩一郎(常磐大学)著


中小企業の国際化と自立化: 日立地域にみる胎動


菅田浩一郎(常磐大学)著『中小企業の国際化と自立化: 日立地域にみる胎動』


文眞堂(2022/03) 978-4830951732


中小企業はいかにして国際化に向かうか。その方向性と 特徴、課題について論究する。かつて脆弱な存在とみなされた中小企業が中核企 業(大企業)との取引関係を通じて蓄積した技術力、イノベーションを梃に、自立 化を進め、国際化に向かう。その胎動を企業城下町日立地域にみてとり、史的・ 定性的・定量的分析を交えながら、実像に迫る。



富田純一(東洋大学)ほか(編著)


1からのデジタル経営


富田純一(東洋大学)ほか(編著)『1からのデジタル経営』


碩学舎(2022/03) 978-4502410918


経営学の側面からデジタル技術やデータサイエンス・AIに関する知識やその応用を適切に理解するための入門書。 DX変革を促進するために必要な基礎知識や成功事例を学ぶ。



中谷安男(法政大学)著


オックスフォード  世界最強のリーダーシップ教室


中谷安男(法政大学)著『オックスフォード大学世界最強のリーダーシップ教室』


中央経済社(2022/01) 978-4502413919


世界的なCEOや政治家などのリーダーを輩出している英国のディベート組織 「オックスフォード・ユニオン」を題材に、リーダーシップの育み方と交渉術を疑似体験!



畠山俊宏(摂南大学)著


海外研究開発拠点の役割と進化:アジア新興国における日本企業の事例


畠山俊宏(摂南大学)著『海外研究開発拠点の役割と進化:アジア新興国における日本企業の事例』


三恵社(2022/03) 978-4866935591


本書は新興国における海外研究開発拠点の設立状況と設立要因および新興国における 海外研究開発拠点の役割の決定プロセスと進化プロセスを明らかにするものである。



村山貴俊(東北学院大学)著


観光学概論―海外文献を読み解く


村山貴俊(東北学院大学)著『観光学概論―海外文献を読み解く』


創成社(2021/08) 978-4794432261


海外文献のレビューを基に、「観光地競争力」「観光地ステークホルダー」 「DMO(観光地経営組織)」「イベントツーリズム」「持続可能な観光」という5つのテーマを論じる。



寺﨑新一郎(立命館大学)訳


インタビュー調査法の基礎 ロングインタビューの理論と実践


寺﨑新一郎(立命館大学)訳『インタビュー調査法の基礎 ロングインタビューの理論と実践』


千倉書房(2022/01) 978-4805112533


海外で実績のある質的調査法に関する待望の翻訳書。データ・サイエンスでは扱えな い、複雑な関係性を読み解くうえで効果的なインタビュー調査。その基礎的な方法を解説。



新藤晴臣(大阪市立大学)[編著]


コーポレート・アントレプレナーシップー日本企業による新事業創造


新藤晴臣(大阪市立大学)[編著]『コーポレート・アントレプレナーシップー日本企業による新事業創造』


日本評論社(2021/12) 978-4535587632


大企業によるベンチャー創出の包括的概念コーポレート・アントレプレナーシップ (CE)とは。 異業種の4企業を比較検討しつつ詳述。



横山和子(東洋学園大学)他著


東南アジアで起業する
―ケースから学ぶキャリア開発―


横山和子(東洋学園大学)他著『東南アジアで起業する―ケースから学ぶキャリア開発―』


‎ 文眞堂 (2021/12) 978-4830951442


世界のグローバル化が急速に進み将来を予測することが難しい現代、 本書は東南アジア7カ国で起業している20名の日本人経営者のキャリアパス・マインドセットを学習し、 調べ考える課題に取り組むことにより、問題解決能力の強化をねらっています。 自分らしい人生・職業生活を目指す大学生や社会人を対象にしています。



高梨千賀子(東洋大学)、高永才(青山学院大学)ほか著


経営学の基礎知識


高梨千賀子(東洋大学)、高永才(青山学院大学)ほか著『経営学の基礎知識』


‎ 中央経済社 (2021/11) 978-4502401015


身の回りにあるビジネスの現象から始まり、このビジネスには、こんな工夫があったのか!と気づきを得たあと、 その裏にどのようなロジック(理論)があるのかを学べる入門書。



金 雅美(和光大学)著


MBAと日本的経営


金 雅美(和光大学)著『MBAと日本的経営』


‎ 学文社 (2022/01) 978-4762031199


コロナ禍直前の実態調査によって,海外MBA派遣制度の変遷・実態・構造を明らかにする。 また、海外MBA派遣をしない企業が,派遣をしない理由,派遣を廃止した理由をも探った。 加えて,アメリカのオンラインMBAの事例を紹介することで,海外MBA派遣制度のコロナ禍後の再生の方向を示す。 日本企業におけるグローバルな人材育成を考えるならば,海外MBA派遣制度の改革やMBAホルダーの企業内活用は, 今後の海外教育制度の布石となる課題である。



Yoshitaka Okada and Sumire Stanislawski (eds.)


Institutional Interconnections and Cross-Boundary Cooperation in Inclusive Business: Case Studies from India and Africa,


Yoshitaka Okada and Sumire Stanislawski
								(eds.)『Institutional Interconnections and Cross-Boundary Cooperation in Inclusive
								Business:
								Case Studies from India and Africa,−』


‎ Emerald Group Pub Ltd (2021/11) 978-1801172134


Institutional Interconnections and Cross-Boundary Cooperation in Inclusive Business explores the nature and characteristics of institutional interconnections in inclusive business and how these connections can be developed to help alleviate poverty through business activities in developing countries.



長谷川信次(早稲田大学)著


コロナ下の世界における経済・社会を描く −ロックダウン・イン・パリ体験を通して−


長谷川信次(早稲田大学)著『コロナ下の世界における経済・社会を描く−ロックダウン・イン・パリ体験を通して−』


‎ 同文館出版 (2021/09) 978-4495390501


新型コロナの流行は世界中の人々のビジネスや生活に大きな影響を与えた。 パリのロックダウンを経験した日本人とフランス人の有識者が現状を分析し、今後の対応等を提言する。



舟橋豊子(立命館大学)著


フィリピンのサリサリストア -流通構造と人々のくらし


舟橋豊子(立命館大学)著『フィリピンのサリサリストア -流通構造と人々のくらし』


‎ 五絃舎 (2021/08) 978-4864341363


本書は、フィリピン経済の低所得者層(本書ではBOP層としている)における消費活動に大きな役割を果たしてきた 零細小売店サリサリストアを中心に、商品の流通や仕入・販売方法、BOP層の購買力の解明を試みた。 現地調査によるインタビューや観察調査を中心に、フィリピン各地の状況を調査し、フィリピンの経済構造を確認し、 その結果を本書に反映させた。 なお、現地調査としてはサリサリストアの店主や来店客、出入り業者へのインタビューと観察調査、 多国籍企業(ネスレ・フィリピン、サンミゲル・ブルワリー、フィリピン・ヤクルト)の役職者へのインタビューを行っている。



岩谷昌樹(東海大学)著


グローバルビジネスと企業戦略 ―経営学で捉える多国籍企業―


岩谷昌樹(東海大学)著『グローバルビジネスと企業戦略 ―経営学で捉える多国籍企業―』


‎ 法律文化社 (2021/08) 978-4589041692


なぜサムスンはアジア最大のグローバルブランドになれたのか?なぜシャープは業績不振に陥り、 鴻海精密工業の子会社になったのか?など、さまざまな多国企業の成功と失敗の事例から、 世界でビジネスを展開し成功するための戦略を学ぶ。



伊藤嘉浩(長岡技術科学大学)著


ビジネスモデル創造企業


伊藤嘉浩(長岡技術科学大学)著『ビジネスモデル創造企業』


‎ 中央経済グループパブリッシング (2021/09) 978-4502395017


本書では、企業や組織が優れたビジネスモデルを創造するための理論とマネジメントについて事例研究を主に用いて記述・分析している。 第一部でのビジネスモデルの多角的分析に続き、第二部ではビジネスモデルの競争分析についてビジネスモデルのローカライゼーションやプラットフォームの新しい理論を展開している。 第三部ではビジネスモデル・イノベーションについて、事前に意図した計画だけでなく、事後に現場から創造される創発的ビジネスモデルという独自概念を提示して、 有用な理論構築を行っている。 とげぬき地蔵に関するビジネスからふるさと納税まで、膨大なフィールドワークに基づく多様な事例の調査分析に加え、筆者の希有な実務経験による参与観察事例も加えている。 また、有力学術雑誌の査読付き論文14編の内容を大幅に加筆して再編集した本篇とともに、興味深いコラムを豊富に設けた。 広く様々な業界の企業と組織のビジネスモデルの変革のための知見を提供する書である。 KDDI財団著書出版助成受賞。



足立 光生(同志社大学)著


先輩!ビジネスセンスの磨き方を教えてください! 起業からイメージする金融経済教育


足立 光生(同志社大学)著『先輩!ビジネスセンスの磨き方を教えてください! 起業からイメージする金融経済教育』


中央経済社 (2021/08) 978-4502395918


多種多様に存在するビジネスの中で共通するビジネスセンスを磨くため、実際に起業することをイメージし、金融を横串にビジネス全体を俯瞰的に理解することを目指した教科書。



古川 裕康(日本大学)著


グローバル・マーケティング論


古川 裕康(日本大学)著『グローバル・マーケティング論』


文眞堂 (2021/04) 978-4830950964


本書はグローバル・マーケティングの役割,概念,動向を整理・分析・検討したものである。 なぜ企業経営にグローバル・マーケティングの考え方が必要なのか。 いつ,どのように企業はグローバル・マーケティングへと足を踏み入れるのか。 なぜ海外市場への適応だけでは成果が得られないのか。 何が各国・各地域の差異を決定づけているのか。 これらの点について,開発経済論,国際経営論,国際貿易論,産業組織論,消費者行動論,多国籍企業論,ブランド論,文化論,マーケティング論(※五十音順)の論点を踏まえながら明らかにしたものである。



藤岡 豊(西南学院大学)著


生産技術システムの国際水平移転─トランスナショナル経営の実現に向けて─


藤岡 豊(西南学院大学)著『生産技術システムの国際水平移転─トランスナショナル経営の実現に向けて─』


有斐閣 (2021/03) 978-4641165809


複数の生産拠点を持つ多国籍企業内で,本社を媒介せず海外子工場間で直接に技術移転が行われる例が増えつつある現状を捉え,その経営的な意義を問う。 「教えることの効果」に着目し,海外子会社の自立と統制という,現代国際経営論の課題に一石を投じる力作。



折橋伸哉(東北学院大学)編著


自動車産業のパラダイムシフトと地域


折橋伸哉(東北学院大学)編著『自動車産業のパラダイムシフトと地域』


創成社 (2021/01) 978-4794432155


自動運転や電動化などの最新動向を取り上げ,地域への影響や自動車産業後進地域が 採るべき方策について考察した。



寺﨑新一郎(立命館大学)著


多文化社会の消費者認知構造:グローバル化とカントリー・バイアス


寺﨑新一郎(立命館大学)著『多文化社会の消費者認知構造:グローバル化とカントリー・バイアス』


早稲田大学出版部 (2021/02) 978-4657218018


グローバル経済を人々の心で読み解く――。
貿易摩擦や規制強化にともなう保護主義的な潮流を背景に、 1980年代後半から議論されているカントリー・バイアス(外国に対する先入態度)。
国内で初めてカントリー・バイアスを体系的に論じた一書。
グローバル化の進展によって外国がより一層身近なものとなる中、 すべてのマーケティング研究者、商品等の海外展開に携わるビジネス関係者、必読。



中川有紀子(立教大学)編著


日本版シリコンバレー創出に向けて―深圳から学ぶエコシステム型イノベーション


中川有紀子(立教大学)編著『日本版シリコンバレー創出に向けて―深圳から学ぶエコシステム型イノベーション』


ナカニシヤ出版 (2020/10) 978-4779515118


アジアのシリコンバレー深圳は、いかに未来のエコシステムをアジャイルに進化させているのか? その深層に迫る! 日本人にあまり知られていない未来都市の全貌。



岡野寿彦(NTTデータ経営研究所/埼玉大学)著


中国デジタル・イノベーション:ネット飽和時代の競争地図


岡野寿彦(NTTデータ経営研究所/埼玉大学)著『中国デジタル・イノベーション:ネット飽和時代の競争地図』


日本経済新聞出版 (2020/09) 978-4532323585


ネット+リアルに戦略転換した中国プラットフォーマー。 従来のビジネス常識は通じない。様変わりするデジタル競争の構図を解説する。



大石芳裕監修・株式会社ドゥ・ハウス編
大石芳裕・藤原栄子・高橋康平・浜悠子著


ミレニアル世代事業戦略
─なぜ、これまでのマーケティングはうまくいかなかったのか?─


大石芳裕監修・株式会社ドゥ・ハウス編 大石芳裕・藤原栄子・高橋康平・浜悠子著『ミレニアル世代事業戦略─なぜ、これまでのマーケティングはうまくいかなかったのか?─
								 』


白桃書房 (2020/09)   978-4561622369


ミレニアル世代は1980年?2000年にかけて生まれた世代で、現在、市場の規模、影響力において最大であり、 彼らが求めるものの半歩先の製品・サービスを提示することが極めて重要という認識が急速に強まってきている。



李澤建(大阪産業大学)著


新興国企業の成長戦略
―中国自動車産業が語る"持たざる者"の強み―


李澤建(大阪産業大学)著『新興国企業の成長戦略―中国自動車産業が語る” 持たざる者”の強み― 』


晃洋書房 (2019/11)   978-4771032224


すでに多くの資源を持ち競争優位にある多国籍企業が、新興国市場においては思うように 成功できないのに対して、後発でありながらも新興国企業は急成長と躍進を遂げている。 本書は、ゲームチェンジャーになるまでに成長を遂げた中国自動車産業の経営進化と戦略 的・組織的変化の実態を詳細に分析。新興国市場で必要とされる新しい市場戦略を提起する。



金原達夫(広島大学)著


経営者の言葉と行動:実践の知恵


金原達夫(広島大学)著『経営者の言葉と行動:実践の知恵』


文眞堂 (2020/9)   978-4830950919


「基本の徹底」と「変化への対応」について、経営者がいかなる答えを出してきたのか、その言葉と行動によりながら企業経営における実践の知恵を示した。 その知恵が示唆するのは、全員経営か戦略経営か、それともさらに新しい道なのか。本書は、歴史の検証に耐える経営のあり方を探っている。



横山和子(東洋学園大学)共著


Transnational Entrepreneurship in South East Asia
-Japanese Self-Initiated Expatriate Entrepreneurs


横山和子(東洋学園大学)共著『Transnational Entrepreneurship in South East Asia -Japanese Self-Initiated Expatriate Entrepreneurs (Springer, 2019年9月)
							</b>』


Springer; 1st ed. 2020版(2019/9)  978-9813292512


成果主義型の働き方が進行している。本書は自らの意思に基づき東南アジアで働く日 本人起業家を分析した研究書である。 東南アジア7ヶ国、50名の日本人起業家に聴き取り調査を行った。 本書はOpen Access のeBookあり、無料でダウンロードすることができる。



中谷安男(法政大学)著


経済学・経営学のための英語論文の書き方
-アクセプトされるポイントと戦略-


中谷安男(法政大学)著『経済学・経営学のための英語論文の書き方-アクセプトされるポイントと戦略-』


中央経済社(2020.06)  978-4502336515


Part1ではよくある論文執筆の悩みについてのQ&A、Part2では論文の構成にそって解説。 トップジャーナル論文の分析に基づく効果的な表現や語彙、例文を多数収録!



若杉隆平(新潟県立大学学長、京都大学・横浜国立大学名誉教授)編著


基礎から学ぶ国際経済と地域経済


若杉隆平(新潟県立大学学長、京都大学・横浜国立大学名誉教授)編著『基礎から学ぶ国際経済と地域経済』


文眞堂(2020.04)  978-4830950773


経済をはじめて学ぶ学生や初心者に経済学の基礎を入口から平易に紹介します。 第Ⅰ部(経済の基礎を学ぶ)では、消費者や企業の行動・市場競争・人々の行動原理 などの ミクロ経済、国民所得・経済成長・金融・財政などのマクロ経済、 第Ⅱ部(国際経済と地域経済を学ぶ)では、国際貿易・国際金融・直接投資・貿易 ルール・経済発展など グローバル化する国際経済、集積し世界に繋がる地域経済、第Ⅲ部(情報・データを 読む)では、 統計データをもとに経済を数量的に把握する手法や考え方について、分かりやすく解 説します。 国際経済や地域経済だけでなく幅広く経済学の基礎をつかむ入門書です。



柏木理佳(城西国際大学)著


国際企業の経営行動


柏木理佳(城西国際大学)著『国際企業の経営行動』


文眞堂(2020.04)  978-4830950803


人口減少により消費者の需要も多様化し減少する中、企業はセグメントを絞り、 集中と選択による資源配分やアライアンス、M&Aなどのシナジー効果、 低価格戦略など効果的な戦略を取らなければならない。 本書では、企業が競争的環境の中で優位性を維持するための 経営戦略を理論的構築と共に解明する。



柏木理佳(城西国際大学)著


最近の企業不祥事: 不正をなくす社外取締役・監査役とは


柏木理佳(城西国際大学)著『最近の企業不祥事: 不正をなくす社外取締役・監査役とは』


税務経理協会(2020.04)  978-4419066963


2020年から社外取締役設置が義務化されました。会社を存続するには、不祥事防止、 リスク管理に対応しなければなりません。本書は、三菱電機グループ、スルガ銀行、 日産、かんぽ生命などの、不祥事企業の実態を分析し、最適な社外取締役・監査役の 選任と 活用方法を、わかりやすく解説します。



白木三秀(早稲田大学)ほか共著


英語de人事 -日英対訳による実践的人事-


白木三秀(早稲田大学)ほか共著『英語de人事 -日英対訳による実践的人事-』


文眞堂(2020.04)  978-4830950728


全文日英対訳による世界で通用するHRM。採用、評価、人材育成、 ダイバーシティ、コンプライアンス等幅広いテーマを、理論、ケース・スタディ、 サンプル・カンバセーションで実践的に学べます。 海外赴任するマネジャー、トレーニー、グローバル企業の人事専門家、 英語&日本語でHRMの知識を身につけて 国内外を問わず活躍したいビジネス・パーソン、学生に最適です。



前野高章(日本大学)ほか共著


現代開発経済入門


前野高章(日本大学)ほか共著『現代開発経済入門』


文眞堂(2020.05)  978-4830950827


グローバル化の波が国家間のみならず企業や個人にまで浸透している今日、 開発問題に対する正しい知識と理解を身に付けること、 そしてそれを応用できる力が求められている。 本書は、歴史的推移を踏まえた理論と政策(応用)の二本柱で構成され、 発展途上国の開発および経済成長に関する諸問題を学ぶ者に 経済開発問題の学問体系の基本を提供する。



澤田貴之(名城大学)著


アジア新興国のビジネス―スタートアップから財閥まで―


澤田貴之(名城大学)著『アジア新興国のビジネス―スタートアップから財閥まで―』


創成社(2020.04)  978-4794425669


拡大を続けるアジア企業の特徴は何か? 観光・飲食・移民などに焦点を当てた。



古沢昌之(近畿大学)著


「現地採用日本人」の研究: 在中国日系進出企業におけるSIEs(self-initiated expatriates)の実相と人的資源管理


古沢昌之(近畿大学)著『「現地採用日本人」の研究: 在中国日系進出企業におけるSIEs(self-initiated expatriates)の実相と人的資源管理』


文眞堂(2020.04)  978-4830950643


本書は日本企業の最大の進出先である中国での事業展開を念頭に、 バイリンガルでバイカルチュラルな「現地採用日本人」(self-initiated expatriates: SIEs)に日中の文化を架橋する 「バウンダリー・スパナー」としての役割が期待される点や彼(彼女)らに対する人的資源管理の現状及び課題について、 在中国日系進出企業とSIEs本人へのアンケート調査・ヒアリング調査に基づき、理論的・実証的に考察したものである。



塩地洋(京都大学)・田中彰(京都大学)編著


東アジア優位企業-多元化する国際生産ネットワーク-


塩地洋(京都大学)・田中彰(京都大学)編著『東アジア優位企業-多元化する国際生産ネットワーク-』


中央経済社(2020.03)  978-4502335112


東アジアには世界シェアが高い産業がいくつも存在し、日本、中国、韓国、台湾それぞれが盟主となる分野がある。 この多元化の過程、動向等を14の産業分析により考察する。



川邉信雄(早稲田大学名誉教授)、竹之内玲子(成城大学)・竹内竜介(横浜国立大学)ほか訳


多国籍企業の世界史 -グローバル時代の人・企業・国家-


赤松裕二(川邉信雄(早稲田大学名誉教授)、竹之内玲子(成城大学)・竹内竜介(横浜国立大学)ほか訳『多国籍企業の世界史 -グローバル時代の人・企業・国家-』


早稲田大学出版部(2019.12)  978-4657190192


グローバル・ビジネス人の教養書。19世紀から今日まで、5大陸で展開した多国籍企業の活動と、グローバル政治経済秩序の形成と変遷に果たしたその役割を、 広い視野と精緻な事例によって分析。企業と国、政治、外交、軍事との相互作用のなかで、直面した問題をどのように解決してきたのか、 現代ビジネス人が学ぶべき野心的な歴史書。



赤松裕二(環太平洋大学 副学長・教授)著


改訂版 化粧品業界のブランド戦略 ー日本と韓国における化粧品会社の戦略比較ー


赤松裕二(環太平洋大学 副学長・教授)著『改訂版 化粧品業界のブランド戦略 ー日本と韓国における化粧品会社の戦略比較ー』


大阪公立大学共同出版会(2020.01)  978-4909933126


初版の発売後、大学等のマーケティング研究者、業界の実務担当者からの多くの支持と評価を得ており、今回、最新の会社の業績データを加えた改訂版として発刊された。 本書は、日本と韓国における化粧品業界のブランド戦略を比較した研究であり、主に日本の資生堂と韓国最大手のアモーレパシフィックの戦略を多面的に考察している。 さらに、日本のカネボウをはじめとする化粧品会社や韓国の有力化粧品会社、欧米の主要化粧品会社との比較検証を行うことで戦略の理論構築を行っており、多くの視点から戦略の違いを分析した書籍である。 本書の内容は、新たな発想と着眼点によるブランド戦略の研究として、多数の企業やブランドが存在する化粧品業界をテーマとした稀有な研究であり、今後のブランド研究への貢献として大きな意義を有する著作といえる。



赤松裕二(環太平洋大学 副学長・教授)著


フルート製造の変遷 -楽器産業の製品戦略-


赤松裕二(環太平洋大学 副学長・教授)著『フルート製造の変遷 -楽器産業の製品戦略-』


大阪公立大学共同出版会(2019.11)  978-4909933096


本書はフルート製造の変遷をテーマとしており、その歴史的な背景と製品開発、市場での製品戦略について、経営学的な視点と音楽的背景から詳細な考察と説明がされている。 筆者所蔵による古今東西の多種のフルートや、工場での製造工程の写真が多く掲載されており、視覚的にわかりやすく説明された書籍である。 フルートについて本格的に書かれた書籍は少なく、特にフルートの製造をテーマとした内容は稀有な研究であり、フルート愛好者に向けた趣味の領域に学術性を備えた大変貴重な著作である。



北真収(摂南大学)著


組織の自己再生マネジメント -市場「探求」と技術「活用」の両利きの学習プロセス-


北真収(摂南大学)著『組織の自己再生マネジメント -市場「探求」と技術「活用」の両利きの学習プロセス-
								』


文眞堂(2019.11)  978-4830950476


成長市場の探求は組織が自己再生へ舵を切る際の学習の要諦である。 リーダーは組織の逸脱に気づき,それを増幅させながら探求すべき対象へメンバーの関心を引きつける。 その一方で,彼らの学習不安に配慮して保持する技術の活用を尊重する。 再生場面では,組織学習でいう「探求」と「活用」の2つの学習パターンが使い分けられて,市場と技術からなる知識資源の再構成が行われる。



高橋浩夫(白鴎大学名誉教授)著


すべてはミルクから始まった


高橋浩夫(白鴎大学名誉教授)著『すべてはミルクから始まった』


同文舘出版 (2019.09)  978-4495390310


山と湖の国スイスから、なぜ、多種多様な食品事業を展開するスーパーグローバル企業が生まれたのか? 世界最大の食品・飲料会社である「ネスレ」の経営の全容を明らかにする!



桑名義晴(桜美林大学名誉教授)、岸本寿生(富山大学)、今井雅和(専修大学)、山本崇雄(神奈川大学)、竹之内秀行(上智大学)著


ケーススタディ グローバルHRM(人的資源管理):日本企業の挑戦


桑名義晴(桜美林大学名誉教授)、岸本寿生(富山大学)、今井雅和(専修大学)、山本崇雄(神奈川大学)、竹之内秀行(上智大学)著『ケーススタディ グローバルHRM(人的資源管理):日本企業の挑戦』


中央経済社 (2019.10)  ISBN:978-4502318719


日本企業が国際化やグローバル化の戦略を展開するプロセスで、どのような人材を育成してきたのか。また人事制度をどのように構築し、どのような課題に直面してきたのか。さらに、今後どのような人材を育成し、そのための人事制度を構築しつつあるのか。 プロセスを丁寧にときほぐすケーススタディならではの示唆に富む一冊!



中川功一(大阪大学)著


戦略硬直化のスパイラルーどうして企業は変われなくなるのかー


中川功一(大阪大学)著『戦略硬直化のスパイラルーどうして企業は変われなくなるのかー』


有斐閣 (2019.09)  ISBN:978-4641165472


リーダーの戦略刷新能力を問う
これほどまでに変革が叫ばれる時代にあって、なぜ経営は同じ判断を繰り返し、 危機に陥ってしまうのか。イノベーションを起こす・起こさない以前に、 多くの企業が抱える本当の問題「どうすれば変革できる土壌を育めるのか」を、 読者とともに考え、導きます!



OECD開発センター編著/門田清(東京国際大学)訳


タイの経済と社会 ― OECD多角的国家分析


OECD開発センター編著/門田清(東京国際大学)訳『タイの経済と社会 ― OECD多角的国家分析』


明石書店 (2019.10)  ISBN:978-4750349145


タイは着実な成長により成熟した国際社会での一牽引役としての役割を果たす必要がある。 本書は、人間を基本に経済社会的観点からSDGs構成分野の分析を行い、タイの包摂的開発、SDGs実現に向け、制約要因を指摘し推奨政策措置を提示している。



山内麻理(同志社大学)ほか編著


欧州の教育・雇用制度と若者のキャリア形成
-国境を越えた人材流動化と国際化への指針-


山内麻理(同志社大学)ほか編著『欧州の教育・雇用制度と若者のキャリア形成-国境を越えた人材流動化と国際化への指針-』


白桃書房 (2019.11)  ISBN:978-4561267317


本書は経済学・政治学・社会学のバックグラウンドを持つ編著者が、それを活かして行った調査・分析の集大成である。2部からなり、第I部「教育訓練システムと雇用システムとの連動」は欧州各国の教育制度、労働市場への入職のしくみの整理、欧州の教育制度の標準化への制度変革などについてまとめている。 第II部「各国の労働制度,教育制度および高度専門職の働き方」は、欧州および米国の労働制度について概観し、ドイツ、フランスの教育制度を詳述する。そして高度専門職の転職、定着の傾向の違いが発生する制度的要因を分析し、フランス、スイスにおける専門的職業従事者の働き方、キャリアについてまとめている。



秦小紅(東海学園大学)著


現地市場における国際総合小売企業の発展プロセス研究
-成都イトーヨーカ堂の事例を中心にして


秦小紅(東海学園大学)著『現地市場における国際総合小売企業の発展プロセス研究-成都イトーヨーカ堂の事例を中心にして』


五絃舎 (2019.09)  ISBN:978-4864341042


本書は中国における国際総合小売企業の出店のプロセスについて、成都イトーヨーカ堂を事例として「知識」や「プロセス」などの側面から捉え直し、分析検討した貴重な研究であり、国際総合小売企業の今後の展開においても重要な示唆をもたらすに違いない。



板垣博(武蔵大学名誉教授) 編著 


東アジアにおける製造業の企業内・企業間の知識連携-日系企業を中心として-


板垣博(武蔵大学名誉教授) 編著『東アジアにおける製造業の企業内・企業間の知識連携-日系企業を中心として-』


文眞堂(2018.04)  ISBN:978-4830949913


世界経済の成長センターであり、かつその内部でダイナミックな競争が展開されている東アジアを舞台に事業展開をする日本企業を軸に据えて、国境を越えた企業内拠点間の知識の移転と共有、同じく国境を越えた企業間の知識連携、国による知識創造の在り方の違いなどを考察する。



菊池航(立教大学)第1-2章担当、畠山俊宏(摂南大学)第3章担当 


中国地方の自動車産業
―人口減少社会におけるグローバル企業と地域経済の共生を図る―


菊池航(立教大学)第1-2章担当、畠山俊宏(摂南大学)第3章担当『中国地方の自動車産業<br/>―人口減少社会におけるグローバル企業と地域経済の共生を図る―』


晃洋書房(2019.08)  ISBN:978-4771032378


中国地方の自動車産業を中核企業と部品産業,支援機関の各視点から詳細に分析.人口減少という深刻な制約のもと,地方の自動車産業が直面するグローバル化と地域経済との共生について考える。



池上重輔(早稲田大学)監修 


インバウンド・ビジネス戦略


池上重輔(早稲田大学)監修『インバウンド・ビジネス戦略』


日本経済新聞出版社(2019.06)  ISBN:978-4532322830


本書は「インバウンド・ビジネス」という、ツーリズムにとどまらない広い定義を適用しているが、ツーリズム分野だけでも既存のツーリズムプレイヤーに加えて新規プレイヤーが参入しつつあり、インバウンド・ビジネスと広義に捉えるとより幅広いプレイヤーが関与してくる。 そうした新規参入を含めた多様なプレイヤーが大きな方向性を議論する具体的なフレームワーク、そして戦略を構築し、具体的に実践する指針を提示しようというのが本書の目的である。



伊藤嘉浩(長岡技術科学大学)著 


イノベーションと革新的マーケティングの戦略


伊藤嘉浩(長岡技術科学大学)著『イノベーションと革新的マーケティングの戦略』


文眞堂(2019.07)  ISBN:978-4-8309-5041-4(4-8309-5041-2)


イノベーション・マネジメントとマーケティング戦略の統合を図る書。本書は、垂直立ち上げ戦略、エコシステム、オムニチャネルなどのコンセプトに基づく、トップジャーナルIndustrial Marketing Managementなどに掲載された論文8編の内容を再編集した戦略とマネジメントの研究書である。 高度な研究成果を研究者だけでなく大学院生、学生、実務家にもわかり易いように最新の専門知識を提供。



池上重輔(早稲田大学)監訳 


チャイナ・ウェイ――中国ビジネスリーダーの経営スタイル


池上重輔(早稲田大学)監訳『チャイナ・ウェイ――中国ビジネスリーダーの経営スタイル』


英治出版(2019.05)  ISBN: 978-4862762696


アリババ、レノボ、ファーウェイ、ハイアール、バンケ…急成長する中国企業のダイナミズムを、世界最高峰のビジネススクールの経営学者が徹底解剖。 正しく知ると、向き合い方も見えてくる。中国企業の経営について知りたければこの1冊!



安室憲一監修 古沢昌之・山口隆英編著 


安室憲一の国際ビジネス入門


安室憲一監修 古沢昌之・山口隆英編著『安室憲一の国際ビジネス入門』


白桃書房(2019.05)  ISBN: 978-4561257288


大手企業だけでなく、中小企業の間でもビジネスの国際化が進展する昨今の状況を踏まえ、 本書は国際ビジネスに関する幅広いトピックスをコンパクトにまとめている。

第1部で日本企業やグローバル企業の国際ビジネスに関する歴史や概況を解説した後、
第2部は事業を行う際の主要な職能、第3部では日本企業にとって重要な進出先となる国や地域の経営環境及び現地経営上の留意点を述べている。
そして、第4部・第5部は国際ビジネスの新潮流と未来を論じている。

また、豊富な企業事例も収録され、国際ビジネスを理論と実践の両側面から理解できるため、大学での講義のほか、国際ビジネスに携わるビジネスパーソンにも貴重な一冊となろう。



鈴木章浩(常葉大学)第2章執筆 


グローバル研究開発人材の育成とマネジメント


鈴木章浩(常葉大学)第2章執筆『グローバル研究開発人材の育成とマネジメント』


中央経済社(2019.02)  ISBN: 978-4502292316


グローバル化が進む研究開発の中でも日系多国籍企業が国境を越えて展開する共同研究開発を対象に、知識の移転とイノベーションを担う人材の育成とマネジメントについて分析。



山﨑 克雄(静岡産業大学名誉教授)著


Japanese Global Strategy Overseas Operations and Global Marketing


山﨑 克雄(静岡産業大学名誉教授)著『Japanese Global Strategy Overseas Operations and Global Marketing』


Palgrave Macmillan(2018.12)  ISBN: 978-1-137-49736-9


This book examines the global corporate strategy of Japanese multi-national enterprises (MNEs) and analyses their position in today’s business environment. Focusing in particular upon Indonesia, Kenya, Nigeria, South Africa, Sri Lanka and Vietnam, Japanese Global Strategy presents nine empirical case studies on companies including Denso, Furukawa Electric and Yamaha Motor. Based on questionnaires and interviews with senior managers, this book applies the hybrid theories of application and adaptation to each company’s corporate strategy. By delving into the historical reasons behind investing in strategy, the author asserts that MNEs should be a priory for Asian markets, making this an invaluable read for anyone researching international business and Asian business more specifically.



唐沢龍也(関東学院大学)著


広告会社の国際知識移転と再創造


唐沢龍也(関東学院大学)著『広告会社の国際知識移転と再創造』


文眞堂(2019.02)  ISBN: 978-4830950186


資生堂「TSUBAKI」の中国市場での展開やシチズン時計のミラノサローネ出展など具体的な事例を取り上げ、 専門的サービス業である広告会社の知識について類型化。テキストマイニングや社会ネットワーク分析等の手法を用いて、 広告会社の国境を越えるプロジェクト組織における知識移転と再創造のメカニズムを明らかにする。



西釜義勝(九州大学) 「2章」執筆担当


業種把握読本 改訂版―時代の潮流を的確に把握し、勝ち残るための戦略を立てる


西釜義勝(九州大学)「2章」執筆担当『業種把握読本 改訂版―時代の潮流を的確に把握し、勝ち残るための戦略を立てる』


金融ブックス(2017.09)  ISBN: 978-4904192719




高橋信弘(大阪市立大学)編


グローバル化の光と影―日本の経済と働き方はどう変わったのか―


高橋信弘(大阪市立大学)編『グローバル化の光と影―日本の経済と働き方はどう変わったのか―』


晃洋書房(2018.11)  ISBN: 978-4771031203


グローバル化が、経済、産業、企業経営、働き方、そして生活にもたらした 恩恵と悪影響を具体的に描き出す。グローバル化の影響とそこから得られる 教訓を通じて、今後の日本はどうあるべきか、そして私たちはどのような働 き方をすべきかを明らかにする。



丸谷雄一郎(東京経済大学)著


ウォルマートのグローバル・マーケティング戦略(増補版)


丸谷雄一郎(東京経済大学)著『ウォルマートのグローバル・マーケティング戦略(増補版)』


創成社(2018.10)  ISBN: 978-4794425324


小売業のグローバル化プロセスについて,全世界の店舗を現地調査して分析。 現地化や知識移転など市場ごとに解明した。



Mehdi Rasouli Ghahroudi (著)
Yasuo Hoshino (著)
Stephen Turnbull (著)


Foreign Direct Investment:
Ownership Advantages, Firm Specific Factors, Survival and Performance (International Trade Business)
Kindle版


Mehdi Rasouli Ghahroudi (著)	Yasuo Hoshino (著) Stephen Turnbull (著)
『Foreign Direct Investment :
Ownership Advantages, Firm Specific Factors, Survival and Performance (International Trade Business) Kindle版』


World Scientific Publishing Company (2018.08)


The purpose of the book is to extend and develop the literature on foreign direct investment (FDI) and multinational corporation (MNCs) subsidiaries by providing empirical support for several theories and previously defined and/or tested constructs, suggesting the importance of internalization and ownership advantages of Dunning's eclectic theory.



中原美由己(立命館大学大学院)著


夫の海外赴任を「自分ごと」にする
- グローバル駐在妻の選択-“転機"をチャンスに-


中原美由己(立命館大学大学院)著『夫の海外赴任を「自分ごと」にする- グローバル駐在妻の選択-”転機”をチャンスに-』


デザインエッグ社(2018.08)  ISBN: 978-4815006914


企業の海外進出と共に、海外派遣勤務者も増加している。 その結果、海外帯同する妻(駐在妻)も増加していることが想像できる。 この本では、駐在妻300名に対するリサーチの結果を中心に、駐在妻を研究対象にした論文や、最近の傾向なども取り入れており、駐在妻及び夫の考えや悩みについての「本音」や「生の声」も掲載している。 また、駐在妻のキャリアを考える際のヒントとして、キャリア理論などにも触れており、様々な方向から見ることによって、できるだけ偏りのない意見を紹介しようと試みている。 海外赴任者はもちろん、海外赴任を命じた企業の方など、海外派遣・赴任にまつわるすべての方に読んでいただきたい本である。



関辰一(日本総合研究所)著


中国 経済成長の罠:
金融危機とバランスシート不況


関辰一(日本総合研究所)著『中国 経済成長の罠:金融危機とバランスシート不況』


日本経済新聞出版社(2018.05)  ISBN: 978-4532357672


不良債権は公式統計の10倍、企業債務は8年で4倍に急増―― 日本のバブル崩壊と同じ道をたどるのか?気鋭の研究者が、独自のデータ分析を基に、中国経済に潜む脆弱性を明らかにする。



浅川和宏(慶應義塾大学)、河野英子(横浜国立大学)、清水剛(東京大学)、孫徳峰(京都大学) ほか著


日系企業の知識と組織のマネジメント


浅川和宏(慶應義塾大学)、河野英子(横浜国立大学)、清水剛(東京大学)、孫徳峰(京都大学)ほか著『日系企業の知識と組織のマネジメント』


白桃書房(2018.04)  ISBN: 978-4561267065


アジアにおける日系企業の自律的活動と組織のマネジメントのために、知識移転はどう行われているか。問題提起・理論研究から事例調査、考察をもって検証。



田中英式(愛知大学)著


地域産業修正の優位性


田中英式(愛知大学)著『地域産業修正の優位性』


白桃書房(2018.03)  ISBN: 978-4561267089


なぜある企業群は優位性を維持し、ある企業群は衰退するのか。 その成功を左右する要因「商人的リンケージ企業」の存在と役割を明らかにした実証研究。



朴 正洙(駒澤大学) 著


セレブリティ・コミュニケーション戦略


朴 正洙(駒澤大学) 著『セレブリティ・コミュニケーション戦略』


白桃書房(2018.03)  ISBN: 978-4561662280


セレブリティを起用するだけで広告効果が高まるというのは幻想に過ぎない。 緻密なキャスティングからコスト、リスクの検討まで含めた、“戦略的なセレブリティ・コミュニケーション”の実際をあますところなく伝える。



後藤 将史(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授) 著


グローバル人事改革の挫折と再生:
制度論で捉える組織変革 (プリミエ・コレクション)


後藤将史(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授) 著『グローバル人事改革の挫折と再生:<br/>制度論で捉える組織変革 (プリミエ・コレクション)』


京都大学学術出版会(2018.04)  ISBN: 978-4814001446


今日,企業に求められるのは経済的成長だけではない。社会的責任を果たしているか,適切な企業統治を行っているか,その具体的成果や過程も厳しく問われる。 そして,その評価軸は,伝統的な国内の経済文化ではなく「国際的に見て最適か」という視点からなされる。 企業は首尾一貫した統合性を保ちながら,こうした社会的期待にどう答えようとしているのか。 中でも企業の在り方を変える強い圧力になっているグローバル人事制度を題材に,21世紀に期待される組織の在り方,その実践のヒントを提示する。



白木 三秀(早稲田大学) 編著


人的資源管理の力


白木 三秀(早稲田大学) 編著『人的資源管理の力』


文眞堂(2018.04)  ISBN: 978-4830949791


働き方が多様化しグローバル化する現在、HRM(人的資源管理)の基本的知識の整理と理解に最適のスタンダード・テキスト。 HRMを労働市場の中に明確に位置づけ、ロジカルに最新の論点を提示。学部生、大学院生はもとより社会人にも最適。



江崎 康弘 (長崎県立大学) 著


日本のインフラ輸出の現在(いま)を読み解く


江崎 康弘 (長崎県立大学) 編著 『日本のインフラ輸出の現在(いま)を読み解く』


文眞堂(2018.03)  ISBN: 978-4830949838


バブル経済崩壊、東アジアの急速な経済発展に加えデジタル化が日本の電機産業の国際競争力を低下させた。 日本企業がビジネスモデルの変化に追随できなかったことが問題を更に深くさせた。このようななか、日本企業が復活の活路を見出せるのは社会インフラ事業の海外への進出である。 インフラ輸出の現在(いま)を検証し、今後の課題を提言する。



江夏健一(早稲田大学名誉教授)、桑名義晴(桜美林大学) 編著


理論とケースで学ぶ国際ビジネス(第4版)


江夏健一(早稲田大学名誉教授)、桑名義晴(桜美林大学) 編著 『理論とケースで学ぶ国際ビジネス(第4版)』


同文館出版(2018.03)  ISBN: 978-4495368746


理論と実践(ケース:事例)の両面から国際ビジネスの諸問題を包括的に解説した定本テキストの最新版!「歴史的変遷」「グローバル戦略とマネジメント」「課題と将来展望」の3部構成。



竹内竜介(横浜国立大学) 著


外資系製薬企業の進化史:
社会関係資本の活用と日本での事業展開


竹内竜介(横浜国立大学) 著 『外資系製薬企業の進化史:社会関係資本の活用と日本での事業展開』


中央経済社(2018.02)  ISBN: 978-4502246517


外資系製薬企業が日本市場で成長・進化してきた理由の1つに医師との関係がある。本書は両者の関係性およびその関係性がもたらした成果を社会関係資本の概念を用いて考察する。



安本雅典 (横浜国立大学大学院)
真鍋誠司 (横浜国立大学大学院) 著


オープン化戦略
: 境界を越えるイノベーション


安本雅典 (横浜国立大学大学院),真鍋誠司 (横浜国立大学大学院) 著『オープン化戦略: 境界を越えるイノベーション』


有斐閣(2017.12)  ISBN:978-4641164659


 オープン・イノベーション、ビジネス・エコシステム、プラットフォーム、国際標準化…「オープン化戦略」をテーマに掲げ、17人の執筆者による論考を収録。近年盛んな、企業の従来の枠組みを超えた取組みに戦略とマネジメントの視角から迫る。



關 智一 (立教大学) 著


イノベーションと内部非効率性
: 技術変化と企業行動の理論


關 智一 著『イノベーションと内部非効率性: 技術変化と企業行動の理論』


白桃書房(2017.11)  ISBN:978-4561267027


 イノベーションは、経済学的な視点と経営学的な視点からみることができる。著者は本書で、シュンペーターやクリステンセンらが立脚する経営学的視点でなく、経済学的な視点からその本質に迫る。すなわち、イノベーションの理解で不可欠とされる「企業家精神」について、「内部非効率性」という概念に着目し追究する。イノベーション研究に関する高度な研究書。



川邉信雄 (早稲田大学・文京学院大学名誉教授) 著


「国民食」から「世界食」へ
-- 日系即席麺メーカーの国際展開


川邉信雄 著『「国民食」から「世界食」へ: 日系即席麺メーカーの国際展開』


文眞堂(2017.10)  ISBN:978-4830949630


 日本で生まれた即席麺は今や地球上いたるところで親しまれている。日清食品、明星食品、東洋水産、サンヨー食品、エースコック等の日本のメーカーは、いつ、どこへ、なぜ、どのように、世界へ出ていったのか。市場開拓者たちが遭遇した生活様式や食文化の違い、所得水準や政策の変化、競争企業の行動など多くの困難と、それに立ち向かう過程を追う。



澤田貴之(名城大学) 著


アジアのコングロマリット
-新興国市場と超多角化戦略-


アジアのコングロマリット -新興国市場と超多角化戦略-


創成社(2017.11)  ISBN:978-4794431851


 超多角化を目指すアジアの大企業の戦略に迫る! 新興国市場の特性や先進国との違いがよくわかる。



野渡正博 (玉川大学名誉教授) 著


ものづくり生産現場の社会システム
: チームワーク研究の世界展開


野渡正博(玉川大学)著ものづくり生産現場の社会システム: チームワーク研究の世界展開』


文眞堂(2017.10)  ISBN:978-4830949609


 今日,生産現場に残されている成り行き管理は,チームワークのマネジメントであり,これを形式知として生産マネジメントの管理対象に取り込む必要がある。従来のIE(生産工学)に基づく生産システムの評価と,チームワークに基づく社会システムの評価から成る社会生産性の構築の必要性を説く。著者長年の研究成果。



Tsutomu Nakano, Ph.D. (Aoyama Gakuin University) 著


Japanese Management in Evolution
: New Directions, Breaks and Emerging Practices


Tsutomu (Tom) Nakano著『Japanese Management in Evolution』


Routledge(2017.7)  ISBN:978-1138673366


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中野勉 (青山学院大学) 著


ソーシャル・ネットワークとイノベーション戦略
-- 組織からコミュニティのデザインへ


中野勉(青山学院大学)著『ソーシャル・ネットワークとイノベーション戦略』


有斐閣(2017.10)  ISBN:978-4641164840


 「つながり」を多角的な視点からデザインするために。ソーシャル・イノベーションが求められるビッグ・データとIoTの時代に向けてネットワーク分析の視点が提示する新たな戦略論。



木村有里 (杏林大学)他 著


現代アジアの企業経営
-多様化するビジネスモデルの実態-


木村有里 (杏林大学)他 著『現代アジアの企業経営』


ミネルヴァ書房(2017.9) ISBN:978-4623080786


 現代の東アジアは、世界経済の成長センターとなっている。本書は、国別の視点と職能別の視点というマトリックス的な視座から、経済発展を支える各国企業の実態を的確に捉え、理解を深める一冊。各国の体制や経営学の基本を踏まえつつ、用語解説やコラム、推薦図書等も豊富に掲載。種々の共通点を持ちつつ、多様な形で展開するビジネスモデルを分析し、東アジア経済の今後を考察する。



鷲尾 和紀(津市立三重短期大学) 著
鷲尾 紀吉(中央学院大学) 著


マーケティング戦略論―戦略的思考の展開―


鷲尾 和紀(津市立三重短期大学) 著 鷲尾 紀吉(中央学院大学) 著『マーケティング戦略論―戦略的思考の展開―』


創成社 (2017/6/20)  ISBN:978-4794425096


 企業経営における実効性のある戦略とは? 幅広い視点からアプローチした1冊。



岡田美弥子 (北海道大学) 著


マンガビジネスの生成と発展


岡田美弥子(北海道大学)著『マンガビジネスの生成と発展』


中央経済社(2017.4)  ISBN:978-4502229411


 1970年にスタートして、現在も作品が継続している「ドラえもん」。1999年に国内で連載を開始し、単行本は30ヶ国以上で翻訳され、フランスで1,500万部、北米でも1,000万部が発行されている『NARUTO‐ナルト‐』。1996年にアニメが米国ビルボード誌ビデオセールスランキングで1位を獲得し、2017年にハリウッドで実写映画化された「ゴースト・イン・ザ・シェル(攻殻機動隊)」。…etc.なぜ、日本のマンガビジネスは強いのか?国内外で市場を拡大している日本のマンガビジネスが、どのように生成し、発展してきたのかを、ビジネスの仕組みという視点から論じる。



立本博文 (筑波大学) 著


プラットフォーム企業のグローバル戦略


立本博文 (筑波大学) 著『プラットフォーム企業のグローバル戦略』


有斐閣(2017.4)  ISBN:978-4641165014


戦略的標準化とは その活用の条件とは
ネットワークで繋がる産業では,キャッチアップ型企業は標準を採用し,プラットフォーム企業の影響力が増す。それらのプロセスを跡付け,プラットフォーム企業の成功が国際的産業構造にもたらす影響を,携帯電話,パソコン,車載エレクトロニクス等の産業の事例により明らかにする。



三浦俊彦 (中央大学) 著
丸谷雄一郎 (東京経済大学) 著
犬飼知徳 (中央大学) 著


グローバル・マーケティング戦略


三浦俊彦 (中央大学) 著、丸谷雄一郎 (東京経済大学) 著、犬飼知徳 (中央大学) 著『グローバル・マーケティング戦略』


有斐閣(2017.4)  ISBN:978-4641220874


 グローバルに展開する日本企業のケースを豊富に盛り込みつつコンパクトにまとめられた、スタンダード・テキスト。変動が激しく、多様に展開されているグローバル・マーケティングについて、戦略的視点に立った明確な枠組みに基づき解説。



石井香世子 (立教大学) 編著
丸谷雄一郎 (東京経済大学)他 著


国際社会学入門


石井香世子(立教大学)編著、丸谷雄一郎 (東京経済大学)他著『国際社会学入門』


ナカニシヤ出版(2017.4)  ISBN:978-4779511349


 移民・難民・無国籍・家族・教育・医療・観光・メディア・宗教・犯罪・環境問題・紛争・貧困・消費―国境を超えたグローバルな社会現象をさまざまな切り口から捉える入門テキスト。



丹野勲 (神奈川大学) 著


日本企業の東南アジア進出のルーツと戦略
-戦前期南洋での国際経営と日本人移民の歴史-


丹野勲(神奈川大学)著『日本企業の東南アジア進出のルーツと戦略-戦前期南洋での国際経営と日本人移民の歴史-』


同文舘出版(2017.4)  ISBN:978-4495648619


 戦前期の日本企業や日本人移民の東南アジア・南洋進出について、歴史、移民論、南進論、経営史、国際経営、貿易、経営戦略、地域研究、国際政治などの多角的な視点から論述する。



榎本俊一 (経済産業省) 著


2020年代の新総合商社論


榎本俊一 (経済産業省) 著『2020年代の新総合商社論』


中央経済社(2017.3)  ISBN:978-4502212819


 商社ビジネスのグローバル化がいかなる事業展開を招来するのか、国内顧客ニーズに最適化した経営・組織が商社ビジネスのグローバル化によりいかなる変化を遂げるのかを論ずる。



公益財団法人日産財団 監修
太田正孝 (早稲田大学) 編著
池上重輔 (早稲田大学) 編著


カルロス・ゴーンの経営論


カルロス・ゴーンの経営論


日本経済新聞社(2017.2)  ISBN:978-4532321307


◆ゴーン版「白熱教室」
受講生たちの鋭い質問を受けゴーンが熱く語るリーダー論を中心に、彼のもとナンバーツーとして日産再生に尽くした志賀俊之氏が語る知られざるゴーンの素顔とリーダーを支えるフォロワーの役割を、『白熱教室』ばりのライブ感で再現。さらに、経営学者がアカデミックな視点から、現代に求められるリーダーシップ論を深掘り解説する。



大石芳裕 (明治大学) 著


実践的グローバル・マーケティング


大石芳裕 (明治大学) 著『実践的グローバル・マーケティング』


ミネルヴァ書房(2017.2)  ISBN:978-4623078332


 「ものづくり」にこだわる日本企業が、ライバルの多い世界の市場に参入するためには、「グローバル・マーケティング」は欠かせない。製品を「誰に、何を、どのように」売っていくのかを戦略的に考えるためのノウハウを、ヤクルト、ハウス食品、コマツなど、世界市場においてもブランドを確立している企業のマーケティングにおける成功事例通じて紹介していく。



古川裕康 (淑徳大学) 著


グローバル・ブランド・イメージ戦略
:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る


古川裕康 (淑徳大学) 著『グローバル・ブランド・イメージ戦略:異なる文化圏ごとにマーケティングの最適化を探る』


白桃書房(2016.10)  ISBN:978-4561662204


 本書は、文化圏ごとのブランド・コンセプトに対する態度の違いに基づき、各国ごとに最適化し訴求すべきブランドイメージを理論的・実証的に探っている。解析に当たっては、グローバルな日用品の各国ウェブサイトのテキスト分析を行うなど、ユニークな手法が使われている。高度な分析がなされているが、理論編と実証編と分けられているため実務家にも読みやすくブランドマネジャーやグローバル・マーケティングの担当者には大変有用な書となろう。



高橋信弘 (大阪市立大学) 他 編集


Innovative ICT Industrial Architecture in East Asia: Offshoring of Japanese Firms and Challenges Faced by East Asian Economies (New Frontiers in Regional Science: Asian Perspectives)


高橋信弘 (大阪市立大学) 他 編集『Innovative ICT Industrial Architecture in East Asia』


Springer(2016.11)  ISBN:978-4431556299


 This book aims to shed light on the potentially innovative ICT (information and communication technology) architectures from an East Asian regional perspective.



加護野忠男 (甲南大学)
山田幸三 (上智大学) 編


日本のビジネスシステム
―その原理と革新


加護野忠男 (甲南大学)、山田幸三 (上智大学) 編『日本のビジネスシステム』


有斐閣(2016.11)  ISBN:978-4641164918


 ビジネスシステム論の決定版。日本の産業社会が生み出し育んできた,企業内および企業間協働の制度的枠組みは,どのように設計され,どのように競争を左右しているか。顧客からは見えないビジネスの仕組みには,どのような叡智が詰まっているのだろうか。代表的な例を俯瞰しつつ考える。



林 倬史 (国士舘大学) 著


新興国市場の特質と新たなBOP戦略
―開発経営学を目指して


林 倬文(国士舘大学)著『新興国市場の特質と新たなBOP戦略』


文眞堂(2016.10)  ISBN:978-4830949128


 新興国の所得構造の底辺を構成するBase of the Pyramid(=BOP)の貧困削減を、新興国市場の特質と経営戦略論の視点から明らかにする。従来は、開発経済学の領域から論じられてきた発展途上国・新興国の貧困問題を、「開発経営学」という新たな理論的フレームワークの構築を意図しながら、フィリピンとバングラデシュの事例分析を中心に論じる。



小方信幸 (帝京平成大学) 著


社会的責任投資の投資哲学とパフォーマンス
―ESG投資の本質を歴史からたどる


小方信幸 (帝京平成大学) 著『社会的責任投資の投資哲学とパフォーマンス』


同文舘出版(2016.12)  ISBN:978-4495442613


 社会的責任投資(SRI)とは、倫理的価値観に基づき、ESG要因(環境、社会、ガバナンス)を考慮して、企業の持続的成長を図る投資のことである。キリスト教倫理に基づく投資哲学形成の歴史の考察、パフォーマンスの実証分析を通して、社会的責任投資の意義を明らかにする。



池上重輔 (早稲田大学) 著


シチュエーショナル・ストラテジー
―環境に応じて戦略を使い分ける


池上重輔(早稲田大学)著『シチュエーショナル・ストラテジー』


中央経済社(2016.11)  ISBN:978-4502202810


 どの企業にも当てはまる万能の戦略論はなく、外部環境や内部環境によって有効な理論は異なる。代表的な戦略論の特徴と使い分けの指針、戦略構築と実行プロセスまで提示する。



Mourad Mansour (King Fahd University)
星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)著


Performance of Japanese Foreign Investments in NAFTA, Europe and NIEs


Mourad Mansour (King Fahd University),星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)著『Performance of Japanese Foreign Investments in NAFTA, Europe and NIEs』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.11)  ISBN:978-3659977961


Our findings indicate that large firms prefer a wholly-owned structure for their subsidiaries Moreover, entry mode, R&D intensity, and number of expatriates are found to have a positive, significant relationship with the performance of Japanese subsidiaries Second, our empirical results show that size and subsidiary age are positively, significantly related to firm performance. On the other hand, cultural distance is found to have a small, negative influence on profitability in an analysis of investments in 890 Japanese manufacturing subsidiaries in three distinct business environments: NAFTA (North American Free Trade Agreements), Europe, and the NIEs (Newly Industrializing Economies).



丹下英明(日本政策金融公庫) 著
日本政策金融公庫総合研究所 編集


中小企業の国際経営
―市場開拓と撤退にみる海外事業の変革


丹下英明(日本政策金融公庫) 著、日本政策金融公庫総合研究所 編集『中小企業の国際経営-市場開拓と撤退にみる海外事業の変革』


同友館(2016.10)  ISBN:978-4496052255


 日本中小企業による海外進出後の事業展開について、その実態を詳細に分析するとともに、海外展開する中小企業の発展に向けた課題を明らかにする。そのために、直接投資によって海外進出した中小企業を分析対象とし、進出後の事業展開として、現地市場開拓と撤退に焦点を当てる。



星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)
Pimonwan Mahujchariyawong (KASIKORN RESEARCH CENTER)著


The Performance of Japanese Direct Investment in Four ASEAN Countries


星野靖雄 (IPU・環太平洋大学), Pimonwan Mahujchariyawong (KASIKORN RESEARCH CENTER)著『The Performance of Japanese Direct Investment in Four ASEAN Countries』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.9)  ISBN:978-3659945281


The performance of foreign direct investment (FDI) activities of multinational enterprises (MNEs) is influenced by several factors.The performance of affiliates of Japanese MNEs in this region has been observed and empirically examined in association with several determinants, especially the firm-specific advantages and entry strategy of the parent MNEs.And the result suggests...



星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)
Paiboon Archarungroj (Srinakharinwirot University, Thailand)著


Firm Size, R&D and Performance of Japanese and Thai Firms


星野靖雄 (IPU・環太平洋大学), Paiboon Archarungroj (Srinakharinwirot University, Thailand)著『Firm Size, R&D and Performance of Japanese and Thai Firms』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.10)  ISBN:978-3659966255


This study analyzes various aspects of firm performance, research and development (R&D), and their relationship with firm size using Japanese and Thai firms.



星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)
Cristian Vega-Cespedes (SUGEF)著


Japanese FDI in the USA and Latin America
: OLI Advantages, Entry and Performance


星野靖雄 (IPU・環太平洋大学), Cristian Vega-Cespedes (SUGEF)著『Japanese FDI in the USA and Latin America : OLI Advantages, Entry and Performance』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.9)  ISBN:978-3659952517


This study concentrates on the study of the relationship between entry mode selection and Japanese subsidiary's performance in Latin America and the United States.



星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)
Ilian Petrov Somlev (Business Intelligence specialist)著


Subsidiary Network and Location on Multinational Performance


星野靖雄 (IPU・環太平洋大学),Ilian Petrov Somlev (Business Intelligence specialist)著『Subsidiary Network and Location on Multinational Performance』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.8)  ISBN:978-3659928246


The book develops two sets of concepts to describe the strategic choices of Japanese multinational enterprises (MNEs) with respect to firm expansion and the subsequent effect of these choices on performance. The first set of concepts reflects firm level factors of scope, intensity and location pattern of firm international network of subsidiaries.The second set of concepts reflects factors of subsidiary location that are outside firm sphere of influence.



Michael Dickmann (Cranfield University)
Chris Brewster (Henley Business School)
Paul Sparrow (Lancaster University) 編著
古沢昌之(大阪商業大学) 著


International Human Resource Management
: Contemporary Human Resource Issues in Europe 3rd Edition


Michael Dickmann,Chris Brewster,Paul Sparrow編著,古沢昌之(大阪商業大学)著『International Human Resource Management: Contemporary HR Issues in Europe 3rd Edition』


Routledge(2016.3)  ISBN:978-1138776036


 International Human Resource Management provides a concise overview of the rich HR landscape in Europe to help students develop cutting-edge people management approaches.



星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学)
Kais Ben Yousself (株式会社 サカタのタネ)著


Entry Mode Strategies and International Performance
:Learning from Japanese Investment Experience in Australia and Europe


星野靖雄 (IPU・環太平洋大学),Kais Ben Yousself (株式会社 サカタのタネ)著『Entry Mode Strategies and International Performance: Learning from Japanese Investment Experience in Australia and Europe』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.7)  ISBN:978-3659913822


This study develops and tests several hypotheses related to the entry choice, location, and performance of Japanese Foreign Direct Investments (JFDI).



Mohd Fazli Mohd Sam (Technical University of Malaysia Malacca)
星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学) 著


Performance of ICT Companies in ASEAN and East Asia


Mohd Fazli Mohd Sam(Technical University of Malaysia Malacca)、星野靖雄(環太平洋大学)著『Performance of ICT Companies in ASEAN and East Asia』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.6) €36,90 ISBN:978-3659906855


 This book includes three studies on ICT companies. The first study investigates the Small Medium Enterprise(SME) practice of computerized accounting system(CAS) and identifies the factors affecting the adoption of CAS among SMEs in Melaka, Malaysia. The findings indicate that CEO innovativeness, perceived usefulness and business competitiveness are negatively correlated but only perceived ease of use shows statistical significance and positive correlation to CAS adoption. The second study explores the performance of 93 ICT companies by analyzing sales growth ratio and profitability ratios in the ICT industry among Japan and three ASEAN countries such as Malaysia, Thailand and Philippines using ORBIS database of Bvd. The result of this study reveals that Japan has better performance in sales growth rate compared to ASEAN countries,but lower profitability. The third study extends by adding China and South Korea to form six Asian countries. Using 255 ICT companies, China shows higher performance in the sales growth rate compared to other countries because of the rapid development in ICT sector. However, Malaysia and South Korea exhibit lower performance in several profitability ratios.



Nurul Zarirah Nizam (Technical University of Malaysia Malacca)
星野靖雄 (IPU環太平洋大学・筑波大学) 著


International Green Marketing and Retail Companies


Nurul Zarirah Nizam(Technical University of Malaysia Malacca)、星野靖雄(環太平洋大学)著『International Green Marketing and Retail Companies』


LAP LAMBERT Academic Publishing(2016.3)  ISBN:978-3659857065


 The studies in the book concentrate on the study of the international marketing and retail companies' issues. The findings in this research have provided some feedback for the green marketers in formulating their various strategies on how to attract customers to purchase their green products.



西口敏宏 (一橋大学)
辻田素子 (龍谷大学) 著


コミュニティー・キャピタル
―中国・温州企業家ネットワークの繁栄と限界


西口敏宏(一橋大学)、辻田素子(龍谷大学)著『コミュニティー・キャピタル―中国・温州企業家ネットワークの繁栄と限界』


有斐閣(2016.6)  ISBN:978-4641164826

平成28年度商工総合研究所・経済部門・中小企業研究奨励本賞受賞!
2017年度日本ベンチャー学会・清成忠男賞・書籍部門受賞!

 貧しくても、学歴がなくても、語学ができなくても、繁栄を築くことができたのはなぜか? 最新の社会ネットワーク理論と綿密なフィールド調査・実証研究により、国際的に活躍する温州人の社会的なつながり構造とその力学を解明する。チャンスに満ちた希望の社会に向け、八方塞がりとしか思われない周囲の世界を切り拓く可能性を示す、注目の研究。



金炯中 (静岡産業大学)著


未来を創造する国際マーケティング戦略論
―標準化・適応化戦略の理論と実践―


金炯中(静岡産業大学)著 『未来を創造する国際マーケティング戦略論-標準化・適応化戦略の理論と実践-』


ミネルヴァ書房(2016.5)  ISBN:978-4623076758


 グローバル企業の戦略はどう変わってきたのか。従来の国際マーケティングの標準化・適応化戦略を再考し、新たな理論を構築。携帯電話端末メーカー、食品メーカーなどを取り上げ、進出戦略・市場細分化戦略との関係から標準化・適応化戦略の新たな理論的および実践的視点を提示し、グローバル企業の現在を描き出す。



李泰王 (愛知大学)著


「ものづくり」自動車産業論 -ヒュンダイとトヨタ


李泰王 (愛知大学)著 『「ものづくり」自動車産業論 -ヒュンダイとトヨタ』


中央経済社(2016.3)  ISBN:978-4502179617


 フォードにはじまる自動車産業を引継ぎトップブランドとなったトヨタと追い上げるヒュンダイ。2社の強み と弱み、今後の課題をものづくり企業全体に参考になる形で解説した。



原田保 (多摩大学大学院)、三浦俊彦 (中央大学) 編著
今井利絵 (ハリウッド大学院大学)他 著


小売&サービス業のフォーマットデザイン


原田保 (多摩大学大学院)、三浦俊彦 (中央大学) 編著、今井利絵 (ハリウッド大学院大学)他 著 『小売&サービス業のフォーマットデザイン』


同文舘出版(2016.4)  ISBN:978-4495648114


 近年の境界融合の成功事例として、カフェ業界、食品小売業界、ヘアサロン業界、アパレル業界、ミュージアム業界、病院業界に視点をあて、あらたな統合戦略の有効なツールとしてのフォーマットデザインを提唱する。



桑名義晴 (桜美林大学)
宮下幸一 (桜美林大学) 編著


テキスト現代経営入門


桑名義晴 (桜美林大学)、宮下幸一 (桜美林大学) 編著 『テキスト現代経営入門』


中央経済社(2016.5)  ISBN:978-4502188817


 日本企業が大胆な経営の転換を求められているなかで、これからの企業経営について、戦略、組織、開発、資金調達、社会性など分野やテーマごとに具体的に解説する入門書。



鷲尾和紀 (高千穂大学)
鷲尾紀吉 (中央学院大学) 著


経営・ビジネス論 ―企業の仕組みと商活動―


鷲尾和紀 (高千穂大学),鷲尾紀吉 (中央大学) 著 『経営・ビジネス論 ―企業の仕組みと商活動―』


創成社(2016.5)  ISBN:978-4794424778


 企業と商活動の2つの観点から,企業の仕組みや取引ルール,国際的企業活動について解説した。



太田正孝 (早稲田大学)編著


異文化マネジメントの理論と実践


太田正孝 (早稲田大学)編著 『異文化マネジメントの理論と実践』


同文舘出版(2016.4)  ISBN:978-4495386511


 本書を一読すれば、21世紀のグローバル市場において、日本のビジネスパーソンがどのように異文化問題と向き合い、さらにその解決策を探るヒントをどのようにすれば得られるかが理解できる。



今井雅和 (専修大学)著


新興国ビジネス入門
-国際経営のフロンティア


今井雅和 (専修大学)著 『新興国ビジネス入門-国際経営のフロンティア』


中央経済社(2016.4)  ISBN:978-4502188015


 新興国を重点的に取り扱った国際経営論のテキスト。国際経営の理論を踏まえた上で、東アジア、東南アジアはもちろんのことイスラム(中近東)圏、アフリカまで言及。




平賀富一 (株式会社ニッセイ基礎研究所)著


生命保険企業のグローバル経営戦略
-欧米系有力企業のアジア事業展開を中心として-


平賀富一 (株式会社ニッセイ基礎研究所)著 『生命保険企業のグローバル経営戦略-欧米系有力企業のアジア事業展開を中心として-』


文眞堂(2016.3)  ISBN:978-4830948824


 成長・拡大が見込まれる新興国生保市場での事業機会を目指す外資企業の国際展開では何が重要なポイントなのか? アジアの生保市場で大きなシェアや影響力を有する欧米系有力外資生保企業大手3社(プルデンシャル,マニュライフ,AIA)を事例に挙げ,戦略・企業行動等の重要点を,国際ビジネス理論と経営戦略論の視点から分析・解明。



唱 新 (福井県立大学)著


AIIBの発足とASEAN経済共同体


唱 新 (福井県立大学)著 『AIIBの発足とASEAN経済共同体』


晃洋書房(2016.3)  ISBN:978-4771027350


 中国とASEAN経済協力の進捗状況や、大メコン圏開発における各国の協力関係、ASEAN新興市場の実態、「東アジア観光経済圏」の実現可能性について考察。日本企業のASEAN向けの事業展開なども取り上げる。



 

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