公会計改革推進研究会座長
パブリック・ディスクロージャー表彰審査委員長 東京大学名誉教授 神野 直彦
「パブリック・ディスクディスクロージャー表彰2023」の審査報告
未来が人間にとって希望に満ちているとすれば、この「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」は、そうした未来を構築するためのコーナー・ストーンだったと評価されるに違いない。もちろん、それは「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」に参加した荒川区、町田市、浜松市、精華町という四つの地方自治体が、それぞれが置かれた状況から、混迷した人間の歴史を克服する道筋を描いたからである。 確かに、この表彰制度への参加自治体は、量的にいえば、前年度の五つから四つへと減少している。しかし、歴史が転換していくエポックでは、「量」よりも「質」を重視しなければならない。「質」という視座からいえば、参加した四つの地方自治体は素晴しく、それは四つの地方自治体のすべてが、ベスト・プラクティス賞に輝いていることが雄弁に物語っている。しかも、四つの地方自治体がそれぞれの地域社会の個性を発揮させて、希望に満ちた地域社会を発現していく財政運営を提起しているものと高く評価できる。 「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」の審査は、第一次審査と第二次審査の二段階で、厳正かつ公正に実施している。そうした審査の結果による表彰は、従来どおりに「アニュアル・レポート部門」、「ポピュラー・レポート部門」、「マネジメント・レポート部門」の三分野に区分して讃えている。こうした「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」の審査結果を報告すれば、以下のとおりとなる。 「アニュアル・レポート部門」では荒川区と浜松市にグッド・プラクティス賞を授与することにした。 コロナ・パンデミックの暗雲から解き放されたにもかかわらず、人間の歴史には憎悪と暴力が溢れ出し、自然環境も社会環境も破壊されている。このまま人間の歴史が方向を変えなければ、人間の歴史が終末を迎えてしまうに違いないという恐怖に誰もが怯えている時に、「荒川区の財務諸表」は未来への導き星として輝いている。それは財政によって社会目標を経済成長から「幸福」へと抜本的に転換することを目指している。 今は亡き西川潤早稲田大学教授の言葉によれば、荒川区は経済成長によって失われていく「地域社会のあたたかさ」を取り戻すことを目標に据えて、財政諸表を作成するという勇気ある選択をした。しかし、財政の本来の「点」を見極めた荒川区の試みは、企業という経済主体と政府という経済主体が本質的に相違することが理解できなくなった時の流れのもとでは、ともすれば過少に評価されてきた。とはいえ、荒川区の粘り強い努力は、着実に芽を出し、花開いてきた。荒川区に先導されて、「幸福」を社会目標として、財政を運営する基礎自治体は急速に増加し、そうした地方自治体が結成した「幸せリーグ」には現在、78の基礎自治体が結集している。 「財政健全性」の説明を重視する「アニュアル・レポート部門」では浜松市のアニュアル・レポートは、現行の財政制度のもとでは完成度の高い、出色のアニュアル・レポートとなっている。「浜松市の財政のすがた」では、一般会計、特別会計、企業会計の決算情報を統一的な基準で整理して、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率などの財政健全化指数と関連づけて、浜松市の財政の健全性を説明している。そうした「浜松市の財政のすがた」を、「浜松市の財政のすがた[資料編]」と「浜松市の資産のすがた」で補完することによって、浜松市の財政健全性を体系的に提示している。 しかし、財政運営の使命は、社会の共同事業によって、社会の共同の困難を克服して、社会統合を図り、社会の構成員の幸福を実現していくことにある。財政上の健全性を実現させるために、地域社会での人間の生活が破壊されてしまうのであれば何の意味もない。 というよりも、人間の社会が危機に陥れば、財政収支は必ず不均衡となる。危機によって財政収入は減少するけれども、危機を克服するために財政支出は増加するからである。それはコロナ・パンデミックを経験して嫌というほど学んだはずである。財政の使命はコロナ・パンデミックを克服するために財政を動員することであり、財務上の健全性を維持することではないのである。 浜松市のこれまでの異質な地域社会の統合という衝撃による財務上の混乱に対応することもあって、既に述べたように完成度の高いアニュアル・レポートを作成してきた。しかし、そこに新しき風が吹き始めたことが感じられる。というのも、財政の本来の使命を果すためのアニュアル・レポートに改めていこうとしているからである。それはこれまでのアニュアル・レポートに、「浜松市政の概要2023」を加え、浜松市が財政運営によって、どのような地域社会を実現していこうとしているかというヴィジョンを提示していることに象徴されている。 アニュアル・レポート部門を省察して言えることは、財務情報だけではなく、非財務情報の重要性が認識されていることを指摘できる。こうした傾向は、後述するように、企業会計においても企業の社会的責任が問われるに従い、非財務情報が重視されていることと軌を一にしている。というよりも、財政の本来の使命を省察した上で、アニュアル・レポートを改革しようとする大きな潮流が形成され始めたということができる。 財政は社会の構成員の共同意志決定によって運営される「人民の、人民による、人民のため」の経済である。そのため、「ポピュラー・レポート部門」では、地域住民が自分たちの「共同の財布」である地方財政を、自分たちの共同意志決定で運営できる手段として、「住民に手に取って見てもらえるか」という視点から評価している。こうした「ポピュラー・レポート部門」では町田市と精華町にグッド・プラクティス賞を、荒川区にCertificate of Good Presentationを授与することにしている。 中央政府の財政では、財政の執行責任は府省という所管別に課せられている。しかし、地方財政ではそうなっていない。それは地方財政では、行政が総合行政として展開されることを前提にしているからである。しかし、町田市では敢えて、「課別・事業別」に「行政評価シート」を作成し、それにもとづいて財政運営を行うという果敢な取り組みに挑んできた。こうした「課別・事業別行政評価シート」による財政運営に、住民が参加できるように、町田市では「課別・事業別行政評価シートダイジェスト」を策定している。 しかし、財政運営を決定し、財政運営の結果を評価するのは住民である。ところが、行政が数字で自ら行政の結果を評価してしまうと、住民による評価を排除してしまう危険がある。つまり、「数字のテロの危険」が生じかねない。そのため町田市では「町田市の財務諸表~概要と解説~」を作成して、見事に「数字のテロの危険」を回避していると評価できる。 精華町の試みは、「ポピュラー・レポート部門」の趣旨に照らせば、最も畏敬するに値する。「まちの家計簿」と「まちの羅針盤」の2分冊に、決算と予算を住民が理解しやすいようにまとめあげ、全戸配布をしているからである。それは財政民主主義の条件整備の地道な気の遠くなるような努力だったといえる。 しかも、そうした努力が「質的」変化をみせ、未来へ向けて新しいステップを歩み始めている。それは精華町の未来へヴィジョンである第6次総合計画と関連づけて説明されるようになっているからである。 荒川区の「ポピュラー・レポート部門」としての評価対象は、地域住民が理解しやすいように作成された「荒川区の財務諸表」と、それを補強する「荒川区の財務諸表Q&A」である。この二つの丈書を手にすることによって、住民が財務諸表を眺めることで、荒川区の財務状況を的確に把握できるようになることは間違いない。 しかし、荒川区の年次報告書の特色は、財政の使命である地域住民の「幸福」を実現するという目標を達成する海図として、年次報告書を機能させることにある。そうだとすれば、「ポピュラー・レポート」としても、単に財務状況を理解することにとどまらず、「幸福」を実現するというヴィジョンと関連づけて、財務諸表が読み解けるための努力が必要なはずである。そうした新たな努力への旅立ちを期待して荒川区には、Certification of Good Presentationを授与することにした。 「行政施策の評価と意志決定に資する情報として使えるか」という視点から評価する「マネジメント・レポート部門」では、町田市に「グッド・パブリックディスクロージャー賞」を授与した。町田市の組織別・事業別に行政評価を行う「町田市課別・事業別行政評価シート」は、財政を効率性という観点から評価する先端的試みとして、完成した水準にまで到達していると評価できるからである。 このように「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」を振り返ってくると、これまで先駆的に公会計改革に取り組んできた四つの地方自治体が、その努力を成熟させるとともに、コロナ・パンデミックから抜け出た状況で、財政の使命とは何かという原点に立ち返り、新たな改革を志向し始めていることがうかがえる。そのため財務情報だけではなく、非財務情報を重視する潮流が生じている。 こうした動きは、企業経営にも生じている。つまり、企業経営でも企業の使命を問い直しながら、非財務情報が重視されている。統合報告はもとより、有価証券報告書でも「サスティナビリティに関する考え方及び取組」の記載欄が新設され、「従業員の状況」の記載において、女性管理職比率、男性の育児休暇取得率、男女間賃金格差などの指標に関する開示が義務づけられることになった。もちろん、こうした非財務情報の重視は、自然環境と社会環境の破壊が深刻化したからであり、荒川区が社会目標の転換を目指すことと軌を一にしている。 もちろん、新しい社会目標は、人間を人間として充実させていくヴィジョンにほかならない。企業経営や企業会計でもこうした方向へと舵が切られつつある。そのため人件費は単なる費用ではなく、人的投資であることも認識されるようになってきている。 企業価値も有形資産と無形資産の「量」と「質」によって決まると想定され、有形資産・無形資産の代表的フローとしての設備投資だけではなく、人件費(人的投資)、知的資産投資(研究開発投資)の企業価値への影響も分析されるようになっている。こうした分析の結果、驚くべきことには、人件費と研究開発投資は企業価値にプラスの効果があるけれども、設備投資は必ずしもプラスではなく、プラスとマイナスが混在することが明らかになっている。したがって、人件費と研究開発費の抑制こそが低成長をもたらしたことが明らかにされている。 ところが、企業経営で見直されている人的要素の重要性が、地方財政の運営では充分に認識されていないように思われる。しかし、「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」を省察すると、人的要素を重視するという視点から財務運営を見直すという動きが見られる。こうした新しき潮流が大きな時代の流れを形成することを願って「パブリック・ディスクロージャー表彰2023」の審査報告としたい。 |
―自治体の財務報告と企業のアニュアル・レポート―
早稲田大学パブリックサービス研究所所長 小林 麻理
パブリック・ディスクロージャー表彰2023は、今年十四回目を迎えることができました。関係各位のご協力に心から感謝いたします。
積極的な財務情報開示と市民との情報共有を目指す地方公共団体の参加を得まして、一次審査、二次審査による厳正な審査のもと、グッド・パブリック・ディスクロージャー賞に、マネジメント・レポート部門では町田市、グッド・プラクティス賞に、ポピュラー・レポート部門では精華町と町田市、アニュアル・レポート部門では荒川区と浜松市を選定いたしました。また、アニュアル・レポート部門のみならずポピュラー・リポート部門に参画いただき、区民との積極的なコミュニケーションを推進している荒川区には、Certificate of Good Presentationを認定いたしました。応募いただいた各団体のレポートは、市民や議会をはじめとするさまざまなステークホルダーに対するアカウンタビリティとスチュワードシップの責務に対する真摯な取り組みであり、日本の自治体のまさに先端を行くものとして高く評価できます。 ここで改めて、自治体の財務報告の重要性を確認するために、カウンターパートである企業のアニュアル・レポートと比較してみましょう。企業のアニュアル・レポートはもちろん、最大のステークホルダーである株主・投資家に対して、企業経営の結果としての財務業績や財政状態をアカウント(説明)するものです。アカウントにあたって、企業はまず経営環境がいかなるものであり、その経営環境に対してどのような経営戦略をとり、目標に対して財務業績がどうであったか、またその結果に対して今後どのような対策や戦略をとるかを明らかにします。プリンシパル(本人)である株主のエイジェント(代理人)として、負託された経営資源をいかに効率的かつ効果的に用いて、経営業績を上げたかをアカウントする責務があることを強く認識しているからです。 この点において、公共と民間に何ら相違はありません。大きな相違は、次の点にあります。すなわち、民間の場合には、短期的にいかに財務業績を上げ、それを維持し続けることができるかであるのに対し、公共では、いかに必要とされる公共サービスを長期的に持続可能な形で提供するかということであること、さらに投資家は投資する企業を自由に選択できますが、市民は「足による投票」によらなければ、選択する自由には制約が伴うということです。このことは、公共が企業よりもより一層重大な重大なスチュワードシップ(受託責任)とアカウンタビリティを負っていることを意味します。公共は、租税や債務という形で財源を調達し、現在及び将来世代の負担によって公共サービスを提供しているからです。したがって、公共サービスが公平かつ効率的・効果的に提供されているかについて、市民にアカウントする重大な責務があります。その意味で、公共にとってのアカウントは企業のアカウントよりも一層重要かつクリティカルなものです。 この観点から、自治体の財務報告の在り方を考えていかなければなりません。すなわち、この重要な責務を遂行するためには、自治体がどのような環境におかれ、どのような課題があるか、その課題を解決するためにどのような政策・施策・事業を行っているのか、そしてその結果としてどのような財政運営とサービス業績がもたらされたのか。これらのことについて財務報告はアカウントしていかなければならないということです。米国政府会計基準審議会(GASB)が、求められる補完情報の重要性を強調する所以です。 アカウンタビリティの遂行は、行政経営の透明性を高め、各自治体が抱える課題に市民とともに取り組むスチュワードシップ(受託責任)の確実な履行を導きます。パブリック・ディスクロージャー表彰は、自治体が、住民に対するアカウンタビリティを遂行すること、グッド・プラクティスを共有して、自治体相互のイノベーションを創出すること、そして何より住民ニーズに基づく行政経営を実現することです。その大きな目的に向けて、パブリックサービス研究所は、表彰とそれによる自治体のネットワーク形成の努力を継続します。さらに多くの自治体が、このネットワークに参加することを心より希望します。 |
マネジメント・レポート部門
グッド・パブリック・ディスクロージャー賞
〔東京都町田市〕
【令和4年度(2022年度)町田市課別・事業別行政評価シート】
【総 評】
昨年度に引き続いての受賞です。 これまでも町田市の課別・事業別評価シートは目標と実績が対比されることにより事業の成果が説明されているなど、 完成度が高いです。 今年度は各事業の行政コスト計算書の経年比較分析についてこれまでと異なる取り組みがありましたが、 丁寧に分析した情報をわかりやすく提示しているところは評価される点です。 議会での活用をはじめ、丁寧な分析により情報の有用性をより一層高めて、議会での活用をはじめ、 さらなる活用促進を進めていくことが望まれます。 |
アニュアル・レポート部門
グッド・プラクティス賞
〔東京都荒川区〕
【総 評】
昨年度から続いての受賞となった荒川区は, 荒川区基本構想で定めた政策・施策体系である「都市像」ごとに、 行政コスト財務情報、主な取組内容、成果指標を示されています。 都市像で示される目指す方向性は、区民に親しみやすく、 行財政運営における情報をバランスよく開示しています。 ネクスト・ステップとしては、目指す目標に対する現状の区政について、 情報を様々な視点から分析し、そこから見えてくる課題やそれに対する政策についての説明、 財務諸表と普通会計決算の関連性についての分析、類似する他団体との比較分析があると、 さらによいディスクロージャーになります。 分析対象とした情報を選択した経緯についての説明を加えるなど、さらなる発展が期待されます。 |
グッド・プラクティス賞
〔静岡県浜松市〕
【令和5年度 浜松市の財政のすがた ~令和4年度決算の状況】
【令和5年度 浜松市の資産のすがた ~持続可能な行財政運運営を目指して】
【総 評】
昨年度に引き続いての受賞です。 「浜松市の財政のすがた」は、他の都市との比較などを通じて、 浜松市の財政状況をわかりやすく示しています。 いずれの開示物も情報の質の点で完成度の高いものとなっています。 よりリーダー・フレンドリーな開示とするために、 グラフィックスを効果的に活用するなど、 より理解可能性を高める工夫をされるよう期待します。 また、荒川区と同様、行政上の課題とそれに対する市の取組の方向性、 SDGsについての浜松市の方針・今後の方向性など、 「資産のすがた」と「財政のすがた」とのリンケージを踏まえた形で現状における課題分析をわかりやすく行って、 市民に対するさらなるアウトリーチを検討してみてください。 |
ポピュラー・レポート部門
グッド・プラクティス賞
[京都府精華町]
【まちの羅針盤-令和5年度予算のあらまし】
【まちの家計簿-令和4年度決算のあらまし】
【総 評】
昨年度に引き続いての受賞です。 例年、幅広い財政情報をコンパクトにわかりやすくまとめており、 完成度が高いです。 キャラクターを活用して、町民に親しみやすい点も評価できます。 しかし、大きな課題が二つあります。 一つは、開示の大部分がフローの情報となっており、 統一的な基準による財務書類の情報を用いたストック情報の開示や中長期の趨勢分析情報が十分ではなかったことです。 もう一つは、フロー情報を中心とした場合に、家計簿と羅針盤の関係、 すなわち予算と決算についてのリンケージ情報に十分な配慮がされていないことです。 全戸配布であり、しかも町民にとって親しみやすく、理解可能性も高いという点の評価に変わりはありません。 今後は、統一的な基準による財務書類の情報を活用したストック情報、 そこから見えてくる町政の課題とそれに対する町の政策を示すことなどにより、 より完成度を高めることを期待しています。 |
グッド・プラクティス賞
〔東京都町田市〕
【令和4年度(2022年度)町田市財務諸表~概要と解説~】
【令和4年度(2022年度)町田市課別・事業別行政評価シートダイジェスト】
【総 評】
昨年度に引き続いての受賞です。 概要と解説は経年比較がなされており、コンパクトにまとまっています。 また今年度は「財務諸表で振り返る町田市の10年」と題し、 新公会計制度の導入してからの10年間の経年比較分析を行い、 市民に説明している点が特徴的で、注目されました。 また、「自治体間比較による事業分析」についての説明があり、 公会計情報がどのように活用されているかについてわかりやすく説明されている点も評価されました。 行政評価シートダイジェストでは、行政サービスについて課別・施設別という単位でコンパクトにわかりやすく成果を説明しており、 財源も含めて、住民の情報ニーズに適した情報を提供しています。 より一層の充実化、有用化に向けて改良されることを期待します。 |
Certificate of Good Presentation
[東京都荒川区]
【あら坊・あらみぃと一緒にみる荒川区の財務諸表(令和4年度決算版)】
【令和4年度決算版荒川区の財務諸表Q&A】
【総 評】
昨年度から続いての受賞です。 親しみやすいキャラクターを用い、Q&A形式を採用して、 荒川区の財政状況をわかりやすく示す取り組みが評価されました。 アニュアル・レポートの幸福実感都市の都市像別分析との関連が見えるように工夫されるともっとリーダーフレンドリーなものとなります。 また、現状では別冊になっている「荒川区の財務諸表」と「荒川区の財務諸表Q&A」を一体にすることの検討及び「荒川区の財務諸表Q&A」 に掲載する情報についても検討されてはいかがでしょうか。 |